Amazonが東日本大震災のデジタルアーカイブを公開するというニュースをお伝えします。

【業界ニュース拾い読み】Amazonが東日本大震災に関連するアーカイブを公開 2016.03.04

    Writer:鳴沢
アーカイブイメージ

こんにちは、鳴沢です。
東日本大震災からもう5年の歳月が過ぎようとしています。そんな中、Amazonが震災に関連した資料をアーカイブとして公開することを発表しました。

Amazon.co.jpの「記憶の継承」プロジェクト

Amazon.co.jpは3月3日、5年前の2011年3月11日に起こった東日本大震災に関する資料を、アーカイブとして3月10日から公開することを発表しました。

「記憶の継承」プロジェクトと名されたこの企画は、災害や戦争、社会問題といった出来事にかかわった人々の思いを記録し、共有するために始められるものです。まず最初の忘れてはいけない「記憶」として、東日本大震災が選ばれました。

デジタルアーカイブの効果的な利用

このプロジェクトの特徴は、資料をデジタルアーカイブとすることで、Amazonの特性をフルに生かしている点にあります。

紙によるアナログなアーカイブと異なり、人々の声を文字でなく、まさにその語りで、音声として残すことができます。
また、インターネット上に公開すれば、どこからでも取得することができますし、頒布する数に限りはありません。
Amazonの場合、自社が展開しているKindle端末・アプリを通してこのアーカイブの写真集や本を閲覧できるので、多くの人々に伝えるという点で、より効果的であると考えられるでしょう。

5年の節目にもう一度震災を振り返る

今回のAmazonのこのプロジェクトは、自身のコンテンツの強みを生かして社会貢献を行っている好例であると言えます。
また、Amazonがある種のメディアとして情報を発信したとも捉えることができるでしょう。

「記憶の継承」に実に貢献することのできる試みだと感銘を受けつつ、公開された折には改めて5年前を見つめなおしてみたいと感じるニュースでした。
Amazonのプレスリリース記事はこちら
Writer:鳴沢
鳴沢
見た目はおじさん、中身もおじさん
鳴沢のオススメ記事
さぁ、窓を開けよう!
T・C・Mail !!!【第九十八回】!傷心の友達にとある場所へ連れて行かれた谷口さんが見たモノは…まさかのストリップショーだった!?
東晶貿易自転車競技部のポーズをする部長
【部活動】東晶貿易自転車競技部(通称TCC)爆誕&第1回活動記録
こんにちは。入社5年目のイベサンローランです。先日、東晶貿易に自転車競技部を爆誕させました!今回は部活動の立ち上げから第1回活動記録をお届けします。
うえちゃん!第三回「パターン青!Googleです!」
T・C・Mail !!!【第壱一ニ回】!SEOドラマ「上ちゃん先生」が早くも第三回配信です!今回はSEO界で注目を集めるAMPのお話です!
六本木一丁目駅から8Fオフィスまでのルートをご案内!
今回は六本木一丁目駅から8Fオフィスまでのルートをご案内します。