半年という短い期間で英語ができるようにしたいけど、何から始めればよいのか分からないという方は多いですよね。
今回は、英語の勉強法に悩んでいる方や、短期間で上達したい方に向けて、独学でもできる半年での効率的な勉強方法を詳しく紹介します。
短期集中で英語勉強したい方も、自分だけでできる勉強方法を探している方も是非参考にしてみてください。
目次
英語勉強を始める前にするべき2つのこと
はじめに英語を勉強する際に決めるべきことを2つ紹介します。
これから英語の勉強を始めようと考えている方も一度チェックしてみましょう。
半年後までの明確な目標を決める
勉強を始めるにあたって目標を持って取り組むことは重要です。
事前に何で英語を勉強したいのか、半年後までに何ができるようになりたいのかをよく考えるようにしましょう。
特に目標を決めることができない方は、半年で英語をできるようにしたいと思うには、何かしらのきっかけがあると思うので、そのきっかけから深掘りしていきましょう。
目標を曖昧にしてなんとなく取り組んでいては、上達も遅くなってしまうので、モチベーションを保ちしっかり継続させるためにも明確な目標設定を心がけましょう。
単純に将来に役立てたいと考えている方は、資格取得を目標にすることもおすすめです。
半年間という期間で、毎日勉強を継続させることは難しいので、目標に向かってやる気を持って取り組むようにしましょう。
勉強のスケジュールを立てる
事前に詳細な勉強スケジュールを立てる事も大切です。
1日何時間勉強するのか、1週間で何を終わらせるのかなど、細かい区切りでそれぞれの勉強スケジュールを立てて取り組むようにしましょう。
予定と少しずれてしまっても、次の日に全部取り返すのではなく、長期間で考えて立て直すことがおすすめです。
1日でどれくらい勉強すれば良いのかが分かると、他の予定も立てやすくなるので、勉強時間を確保できなかったという問題も防げます。
学生の方や、社会人の方、主婦の方など、自分の生活スタイルに合わせて無理のないスケジュールを立てましょう。
少しでも不安がある場合や無謀なスケジュールだと、精神的にも身体的にも負担が増えてしまい、半年続けること自体が困難になってしまうので気をつけましょう。
効率の良い英語の勉強方法
では半年で英語を勉強する際におすすめの効率的な勉強方法を紹介します。
普段忙しい方でも、あまり英語の勉強に時間を割けない方でもできる勉強法は多いので、ぜひ参考にしてみてください。
単語や文法などの基礎をしっかり身につける
英語を勉強する際に、基礎をおろそかにしないことはとても重要なポイントです。
早く英語を身につけるためには、難しい問題に挑戦した方が良いと考えている方もいると思いますが、基礎がなっていないまま急に応用に入っても分からないことが多く、間違いを身につけることができません。
最初は単語や熟語などの基本を頭に入れ、ある程度覚えることができたら長文や応用問題に進むようにしましょう。
英語は、暗記が必要となる場面も多いので、文法や文型といった暗記で解くことができる問題は、初めのうちに勉強することで、他の問題にも活かすことができますよ。
実際に海外に行くことがあっても、最低限の英単語を習得しておけば言いたいことを伝えることは可能なので、焦らず確実に単語力を磨きましょう。
すきま時間を有効活用する
普段生活する上で、すきま時間は意外と多いですよね。
通学や通勤などの移動時間や、待ち時間などちょっとした時間を勉強時間として活用することで、しっかり勉強を進めることができます。
単語帳などであれば持ち歩きやすい大きさでいつでも開くことができるのでおすすめです。
また、とにかく英語に触れている時間を増やすために洋楽を聴くことも良いでしょう。
歌詞をみながら洋楽を聴くことで、英語の言い回しや新しい単語の意味も頭に入れることが出来るので、持ち物を減らしたい方や楽しく勉強したい方にもおすすめです。
特に社会人の方など、普段から忙しく勉強にまとまった時間を割くことができない方は、無駄な時間を作らないように意識することが大事です。
海外の映画やドラマを字幕で見る
毎日みっちり英語の勉強をしていると、息が詰まってしまうこともあると思うので、息抜きしながらの勉強法として、海外の映画やドラマを字幕でみることもおすすめです。
海外の映画やドラマをみていると、日常会話において同じような言い回しが何回も出てくることがあります。
ネイティブが普段の生活でよく使う英語表現を知ることは、実践に一番近づくので意識してみるようにしましょう。
また、海外ドラマをみることで、英語を聞く機会が増え英語の発音もより身につくので、自分に合っている勉強法だと感じる方は続けると良いですね。
自分の好きなことや興味のあることに取り組む方が吸収率も上がり、無理せずに続けることができるので、勉強が負担だと感じる方は自分が少しでも楽しめるような方法を探してみましょう。
以下の記事では英語学習向けのnetflix配信作品を紹介しているので気になる方はぜひチェックしてみましょう。
英語学習向けのNetflix配信作品おすすめ11選！効率的な勉強法も紹介
英語学習アプリを利用する
ほとんどの方が持っているスマートフォンには、無料で英語を勉強できる学習アプリがあるので、活用するのもおすすめです。
最近の英語学習アプリは種類も増え充実しているので、自分に合ったものが見つかりやすいでしょう。
単語、文法、長文、リスニング、試験問題、などそれぞれの分野に特化したものや、全てが揃っているものなど多種多様なので興味のある方は調べてみましょう。
スマートフォンで簡単に勉強することができるので、すきま時間に手軽に活用することもできますよ。
特にリスニングタイプのアプリであれば、聞いているだけで他の手間も省けるので場所も選ばず利用できるのでおすすめです。
英語のテキストや英文を音読する
英語は音読するとより身につくと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に音読は、目と耳と口を使い英語に触れることができるので、より脳の働きも活性化されて覚えやすくなります。
音読する際は正しい発音や区切り、意味を考えることが重要なので、意識するようにしましょう。
また、黙々と勉強をしていると話す機会がないことも多いと思うので、ストレス発散や気分転換がてらに音読してみるのもメリハリがついて良いですね。
勉強において、インプットだけでなくアウトプットが大切になるので、今まで身につけた知識を元に音読を進めましょう。
音読に限らず、自分の学んだことを誰かに教えることでも自分の理解をより深められるので、自分に説明するように声に出しながら勉強することもおすすめです。
自分に合っているテキストを選別する
色々なテキストを利用するのではなく、自分に合ったテキストを見つけて重点的に取り組むことは大切です。
勉強しているうちに、自分の苦手分野は把握できると思うので、苦手を克服できるようなテキストを選んで使うようにしましょう。
多くの教材を使ってしまうと、目標の期間までに全部を終わらせることができずに中途半端になってしまう可能性や、自分にとってあまり重要出ない部分の勉強時間を増やしてしまうこともあり、効率が良くありません。
テキストにも種類が豊富なので、初めから買うのではなく、図書館などで中身を簡単に確認して自分の求めている内容か把握するとより良いでしょう。
半年で英語を勉強するには効率重視なので、無益な時間の使い方は避け、効率よく集中しましょう。
目標に沿った勉強方法を見つける
自分の立てた目標に合う勉強をすることも大切です。
例えば自分の目標が資格や試験であれば、その対策のテキストを使い、将来海外に行きたい、日常で使える英語を学びたいと考えているのであれば、実際に使われる英語表現を覚えるというように、勉強の仕方は変わってきます。
日常会話の英語を学びたい方が、試験に向けたような勉強を続けていても、半年後にどのように活用できるのか、難しくなってしまいます。
事前に考えている目的や目標を達成するには、どのような勉強をすると良いのかを考え闇雲に取り組むことは辞めましょう。
過去問を繰り返し解く
英語をできるようになりたいと方には、資格が欲しい、試験が迫っている、何でも良いから将来に役立てたいと考える事が多いのではないでしょうか。
将来に役立てるにはやはり資格が必要になるので、過去問を繰り返し解くことが重要になります。
どれだけ勉強だけを重ねても、アウトプットしないと、どれくらいの英語力が身についたのか実感できませんよね。
ある程度勉強が進んだらまずは1回過去問を解いてみましょう。
間違えだらけでも落ち込まずに、なんで間違えているのか、なんでこの答えになるのかをしっかり理解して、同じ間違いを繰り返さないようにすることが大切です。
過去問を解くことで、頻出問題や出題傾向、どこにどれだけの時間を費やすかといった全体の時間配分も分かるので、積極的に利用しましょう。
過去問が解き終われば、テスト方式のテキストでどれだけできるか確認することもおすすめです。
以下の記事でも勉強法を紹介しているので参考にしてみてください。
資格に挑戦することも大切
順調に勉強が進んでいる方や、もっと上を目指したい方は資格に挑戦してみるのも良いでしょう。
英語の資格は主に以下の3つがあります。
- TOEIC
- 英検
- TOEFL
それぞれ明確な目標が立てやすく、将来にも役立てることができるので、気になる方は是非一度チェックしてみましょう。
大学生や社会人であればTOEIC、学生や初めて英語資格を取ってみようと考えている方は英検、海外留学や大学院を考えている方はTOEFLがおすすめです。
これらの資格は自分の進路によってはいずれ必要になることもあるので、英語の勉強をしているなら取得に向けて同時に頑張るのも良いですね。
時間に余裕があるなら短期留学もおすすめ
時間に余裕がある大学生などであれば、短期留学もおすすめです。
留学は、1ヶ月以内の短い留学から年単位でできる留学まであり、自分の都合の良い期間を選ぶことができます。
大学生であれば、大学で留学の制度が整っているところも多いので活用してみるのもおすすめです。
留学を決める際も、なんとなく行くのではなく、明確な目標や目的を持って行くようにしましょう。
また、留学に行っても同じ日本人とずっと一緒にいては、語学力も上がらないので、積極的に現地の方や英語に触れるようにするなど工夫も必要です。
半年留学もあるので、半年間みっちり海外で成長するのも良いですね。
留学前には準備しなければいけないことや、手続きも多いので、考えている方は時間に余裕を持って早めに行動するようにしましょう。
半年間留学のメリット
- 語学力がしっかり身につく
- 自分で勉強できない人も必ず英語に触れる機会がある
半年間留学のデメリット
- 費用がかかる
- 自分のやる気次第では結果に期待できないこともある
まとめ
今回は半年で英語を身につける方法を紹介しましたが、やはり半年だとそれなりの勉強時間ややる気も必要になります。
毎日の継続が大切なのでしっかり目標を持って取り組みましょう。
