「突然ですが」というフレーズは日常会話でもビジネスシーンでも使うことが多いですが、英語で言うには難しく、なんていえば良いのか分からない方も多いですよね。
また、突然と言いたい時は、「suddenly」しか思い浮かばない方もいると思いますが、「突然ですが」と何かを言いたい時に「suddenly」を使うと少し違和感のある文章になるので注意しましょう。
今回は「突然ですが」と相手に言いたい時に使うフレーズを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「突然ですが」を言いたい時に使えるフレーズは主に2つ
「突然ですが」と言いたい時に使えるフレーズは主に以下の2つがあります。
- This is quite sudden, but …
- I know it’s sudden, but …
ではそれぞれのフレーズについて説明します。
This is quite sudden, but …
「This is quite sudden, but …」は「突然ですが」、「急ですが」と言いたい時に使えるフレーズで、自然に使うことができます。
例文として以下のように使われます。
- This is quite sudden, but I’m moving tomorrow.
「突然ですが、明日引っ越します。」 - This is quite sudden, but could I have a few minutes of your time?
「突然ですが、今少しお時間よろしいでしょうか。」 - This is quite sudden, but I decide to start go on a diet.
「突然ですが、ダイエットすると決めました。」 - This is quite sudden, but I want to eat hamburger.
「突然ですが、ハンバーガーが食べたいです。」
I know it’s sudden, but …
「I know it’s sudden, but …」も「突然ですが」と言いたい時によく使われるフレーズで、聞いたことがある方も多いと思います。
直訳すると「急だと私も分かっていますが」となり、このニュアンスを含み「突然ですが」と使います。
申し訳ない時には文頭に「I’m sorry」をつけることもあります。
「突然」と言いたいときには基本的に「sudden」を使うので、フレーズと一緒に単語自体も覚えておきましょう。
「sudden」の意味や使い方については後ほど詳しく説明します。
「I know it’s sudden, but …」を使った例文には以下のような文があります。
- I know it’s sudden, but have we met before?
「突然ですが、以前会ったことありますか?」 - I know it’s sudden, but I got a job at a cosmetics company.
「突然ですが、化粧品会社に内定が決まりました。」 - I know it’s sudden, but I want to travel.
「突然ですが、旅行に行きたいです。」
「突然ですが」と同じように使える英語表現
では「突然ですが」と同じようなニュアンスやシーンで使うことのできる英語表現を3つ紹介します。
- I’m sorry for the short notice, but …
- By the way
- Would it possible to ask you to ~ ?
I’m sorry for the short notice, but …
「I’m sorry for the short notice, but …」は「急な知らせでごめん」、「急な連絡ですみません」という意味でビジネスシーンでもよく使われるフレーズです。
突然の依頼や頼みごとがある際に使うことができるので、覚えておくと便利でしょう。
目上の方や、さらに申し訳なさを丁寧に伝えたい際には、「sorry」でなはく「apologize」を使うこともあるので、状況によって使い分けましょう。
また、「short notice」には「急な」、「突然の」という意味があり、あらゆる場面で役立つ英語表現です。
例文として以下のように使われます。
- I’m sorry for the short notice, but can you please help me?
「急で申し訳ないのだけど、手伝ってもらえる?」 - I’m apologize for the short notice, but could you please finish this work by tomorrow?
「急な連絡で申し訳ございませんが、この仕事を明日までに終わらせていただけますか?」
By the way
「By the way」は、「ところで」、「ちなみに」という意味をもち、会話の内容を補足する場面意外にも、話題を変える場面で使うことができるので、「突然ですが」と似たようなニュアンスで使うことがあります。
基本的にビジネスシーンでは使わずに、友人との会話やメール、SNSで使うので、使うシーンには気をつける必要があります。
また、「By the way」はあらゆる場面で使われるフレーズなので、SNSなどで見かけることもありますが、ネット上では「BTW」と略して使うことも多いので、覚えておくと良いでしょう。
例文として以下のように使われます。
- Oh, by the way, how was your trip?
「あ!そういえば旅行どうだった?」
何かを思い出して言いたいときは、「Oh」を付けることも多いです。
- By the way, I feel like having some snacks.
「ところで、何か軽く食べたいです。」
May I ask you a question?
「May I ask you a question?」は「ちょっと聞いても良いですか?」という意味で、「突然ですが質問があります」と言いたい時と同じニュアンスで使います。
友人同士と言うよりも少しかしこまった表現なので、先生や先輩相手、ビジネスシーンでも使えるフレーズです。
「May」を「Can」に変えると、フランクになるので、友人同士の会話に使えますよ。
文頭に、「Excuse me」や「Sorry」をいれて話しかけるとより入りが自然で、相手への気遣いも伝わります。
例文として以下のように使われます。
- A: Excuse me. May I ask you a question?
「すみません、1つ聞きたいことがあるのですが良いですか?」
B: Yes!
「もちろん!」
「all of a sudden」や「suddenly」、の意味や使い方は?
先ほど「突然」という意味の「sudden」を紹介しましたよね。
「突然」と聞いたら「all of a sudden」や「suddenly」というフレーズが頭に浮かぶ方も多いと思いますが、「突然ですが」と言いたい時には使いません。
では「all of a sudden」や「suddenly」はどのような意味でどういう場面で使うのか、と疑問を持った方に向けて、それぞれ詳しく解説します。
- all of a sudden
- suddenly
all of a sudden
「all of a sudden」は「突然」という意味で広く使われますが、思ってもいないことが急に起きた時や、事態が変わった時に使うフレーズなので、「突然ですが」と話し始めるときに使ってしまうと、少しニュアンスがおかしい文章になってしまいます。
例文として以下のような場面で使われます。
- All of a sudden it started to rain very hard.
「突然激しい雨が降ってきた。」 - All of a sudden I’m not feeling well.
「急に気分が悪くなった。」
suddenly
「suddenly」は「all of a sudden」と同じく、予期していないことに対して「急に」、「突然に」という意味で使います。
友人との会話の中で使うことが多いので覚えておきましょう。
また、似たような意味として「immediately」がありますが、「immediately」は「suddenly」に比べて少し深刻な場面で「突然」と言いたい時に自発的な行動に対して使われることが多く、会話の中ではあまり使うことがありません。
「suddenly」を使った例文には以下のような文があります。
- I suddenly feel sleepy.
「突然眠くなってきた」 - The strong wind stopped suddenly.
「あの強い風は突然止んだ。」
以下の記事ではおすすめの英単語帳やおすすめのビジネスオンライン英会話を紹介しているので、もっとたくさんの英単語を知りたいと思った方や、ビジネス英語に興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。
英語勉強の基礎!英単語帳の選び方からおすすめ英単語帳を徹底解説
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まとめ
「突然ですが」と言いたい時に使える英語表現を紹介しましたが、覚えておくと様々な場面で役に立つのでとても便利です。
似たような言い回しは他にもあるので気になった方は調べてみましょう。