「英語で1月から12月までなんて言うんだっけ?」
「1月から12月までの正しい読み方と発音って、なんだっけ?」
英語を最近覚えた人や、ついど忘れしてしまった人はいませんか?
英語の基礎なので、正しい読み方や発音を覚えてスムーズに使えるようにしましょう!
本記事では、1月から12月まで読み方・発音・由来と合わせて、時を表す際の正しい前置詞の使い方まで解説します。
英語の単語をなかなか覚えることができない人は、コチラの記事も参考にしてください。
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目次
- 1 1月から12月までの読み方・スペル
- 2 なんでこんな読み方するの?1月から12月までの由来を解説!
- 2.1 1月:Januaryの由来はローマ神「ヤヌス」
- 2.2 2月:Februaryの由来はローマ神の「フェブルウス」
- 2.3 3月:Marchの由来はローマ神の「マルス」
- 2.4 4月:Aprilの由来はギリシャ神の「アフロディテ」
- 2.5 5月:Mayの由来はギリシャ神の「マイア」
- 2.6 6月:Juneの由来はギリシャ神の「ヘラ」
- 2.7 7月:Julyの由来はローマの政治家「ユリウス・カエサル」
- 2.8 8月:Augustの由来は初代ローマ皇帝の「アウグスティヌス」
- 2.9 9月:Septemberの由来はラテン語の「7」
- 2.10 10月:Octoberの由来ラテン語の「8」
- 2.11 11月:Novemberの由来はラテン語の「9」
- 2.12 12月:Decemberの由来はラテン語の「10」
- 3 時を表すときの前置詞の使い方を例文と共に解説
- 4 まとめ
1月から12月までの読み方・スペル
英語の1月から12までの読み方・スペル・略は表のとおりです。
正しく覚えてスラスラ言えるようにしましょう!
月 | 英語表記 | 略 | カタカナ表記 |
---|---|---|---|
1月 | January | Jan. | ジャニュアリー |
2月 | February | Feb. | フェブラリー |
3月 | March | Mar. | マーチ |
4月 | April | Apr. | エイプリル |
5月 | May | May. | メイ |
6月 | June | Jun. | ジューン |
7月 | July | Jul. | ジュラィ |
8月 | August | Aug. | オーガスト |
9月 | September | Sep. | セプテンバー |
10月 | October | Oct. | オクトーバー |
11月 | November | Nov. | ノーベンバー |
12月 | December | Dec. | ディッセンバー |
なんでこんな読み方するの?1月から12月までの由来を解説!
1月から12月までの正しい読み方や略がよくわかったと思います。
なぜこのような読み方をするようになったのか、気になりませんか?
このトピックでは、それぞれの月の由来について詳しく紹介していきます。
由来と一緒に覚えておくと印象に残りやすくなり、覚えやすくなりますよ!
1月:Januaryの由来はローマ神「ヤヌス」
1月はローマ神の「ヤヌス」が語源と言われています。
「ヤヌス」は門の守護神や物事の始まりの神で知られているのです。
物事の始まりの神なので1月の由来になっていることは、納得できますね。
ちなみに「ヤヌス」のスペルは「Janus」です。
2月:Februaryの由来はローマ神の「フェブルウス」
2月の由来も1月と同様にローマ神の「フェブルウス」が由来です。
ローマでは戦死した兵士の霊を弔うために、毎年2月に「Februa」という祭典が行われていました。
「フェブルウス」は祭りの主神と言われていています。
ちなみに「フェブルウス」のスペルは「Februus」です。
またフェブルウスは死者や霊との深い関りがあるため、冥界の王であるプルートと同一人物と見られることもあります。
3月:Marchの由来はローマ神の「マルス」
3月は1月2月と同様に、ローマ神の「マルス」が由来です。
「マルス」はとても勇敢な戦士でした。
今でも戦いを司る神として知られています。
また3月は気候が良くなってくる時期で、農耕を始めるには最適なタイミングのため、農耕の神としても崇められているのです。
ちなみに「マルス」のスペルは「Mars」。
実は火星の由来も「マルス」なんですよ。
4月:Aprilの由来はギリシャ神の「アフロディテ」
4月は1?3月までとは変わり、ギリシャ神の「アフロディテ」から来ていると言われています。
また4月は気候がかなり暖かくなっているため、ラテン語で「開く」という意味である「aperire」から来ているとも言われています。
どちらの説でもかっこいい由来ですよね。
しっかりと季節の特徴を捉えているので、由来を辿っていくことはとても興味深いですね。
5月:Mayの由来はギリシャ神の「マイア」
5月はギリシャ神話に登場する、女神「マイア」が由来と言われています。
ちなみに皆さんは「ゼウス」という神をご存じでしょうか?
なんと「マイア」は「ゼウス」の奥さんなのです。
また豊穣の象徴として崇められています。
5月は様々な花や実がなり始めるので、ぴったりですよね。
しかも宇宙には、「マイア」と名付けられた星があります。
その星は星団の中でも、最も明るい星なんだそう。
由来を知ると、とても素敵な名前とわかりますね。
6月:Juneの由来はギリシャ神の「ヘラ」
「ヘラ」は結婚生活を守る、最高位の女神。
実は「ゼウス」の正妻は「ヘラ」なのですよ。
ゼウスは全知全能の神なので、最高位の女神ということも納得です。
皆様「ジューン・ブライド」を聞いたことはありますか?
「ジューン・ブライド」は、6月に結婚したら幸せになれる言い伝えです。
こちらも「ヘラ」が由来しているなんて、驚きですね!
7月:Julyの由来はローマの政治家「ユリウス・カエサル」
7月は1?6とは一気に変わり、ローマ帝国時代の政治家が由来です。
名前から7月を連想することは難しいですが、なんと「カエサル」自身の誕生日が7月だったのです。
自分の誕生月の名前を変えてしまうなんて、相当権力があったということがわかりますね。
実際に「カエサル」は古代ヨーロッパの世界で、最高権力者だったと言われています。
最高権力者なので、変えてしまうことも納得できますね。
8月:Augustの由来は初代ローマ皇帝の「アウグスティヌス」
実は8月は元々「Sextilis」と呼ばれていました。
しかし「アウグスティヌス」への敬意を示すために、「August」に変更されたと言われています。
「アウグスティヌス」は7月の由来の「カエサル」と、深いつながりがあるのです。
なんと「カエサル」は「アウグスティヌス」の養父だったのです!
自分の養父が由来の月の次を変えたことも、納得ですね。
7月と8月は、古代ローマ帝国が由来しているということになります!
9月:Septemberの由来はラテン語の「7」
古代ローマ歴では、3月から始まる農耕暦と言われています。
3月から順に数えていくと、9月は7番目です。
7はラテン語で「Septem」と書きます。
つまり「September」は「Septem」から由来している、ということです。
10月:Octoberの由来ラテン語の「8」
10月も9月同様に、ラテン語の8である「octo」から由来しています。
ちなみに「octo」と聞くと、皆様は何を想像しますか?
実は「オクトパス」や「オクタゴン」も、「octo」から由来しているのです。
また音楽の分野でも、「1オクターブ」というような言葉を使いますよね?
音階は8つなので、「octo」が由来しているというわけです。
11月:Novemberの由来はラテン語の「9」
こちらも同様にラテン語の11である、「ノウェンベル」から由来しています。
ちなみにカトリックの宗教の儀式である「ノベナ」では、死者の弔いなどを9日間も行っていました。
意外と身の回りの様々なことが数字から由来されていると知り、とても興味深いですね。
12月:Decemberの由来はラテン語の「10」
9?12月はすべてラテン語が由来です。
12月も同様にラテン語の10である、「デケム」が由来となっています。
また英語で10角形は「デカゴン」、10面体は「デカヘドロ」と言われており、コチラもラテン語が由来です。
ちなみに10種競技は「デカスロン」と言うのですよ。
時を表すときの前置詞の使い方を例文と共に解説
ここまで各月の由来や読み方などを、詳しく解説しました。
しかし皆さん実際に会話の中で、前置詞を迷ったことがありませんか?
時を表す前置詞は、状況によって少しずつ変わります。
使い分けることができれば、テストなどでも迷うことが減りますよ!
今回は以下の3つの前置詞の使い方を、例文と共に解説します。
- 「at」は「時間」を表すときに使う
- 「on」は「日付・曜日」を表すときに使う
- 「in」は「期間」を表すときに使う
「at」は「時間」を表すときに使う
「at」は「点・ある地点に移動させる」をイメージすると覚えやすいです。
ピンポイントで表現する場合に「at」を使います。
具体的な英文は、以下の通りです。
- My father leaves at 08:15.
(私の父は8時15分に家を出る。) - I go to bed at midnight every day.
(私は毎日夜12時に寝ます。) - My train arrived at noon.
(私の電車は正午に到着する。)
「on」は「日付・曜日」を表すときに使う
「on」は「at」よりもさらに抽象的になります。
主に「曜日」などで使われることが多いです。
具体的な例文は、以下の通りです。
- I play soccer on Monday.
(私は月曜日にサッカーをします。) - He always gives me a present on my birthday.
(彼女は私の誕生日にいつもプレゼントをくれます。) - I am going to start my new job on August 1st.
(私は8月1日に新しい仕事始めるつもりです。)
「in」は「期間」を表すときに使う
「in」は「?の中」という意味なので、「期間」でイメージすると覚えやすいですよ。
また「on」よりもさらに抽象的です。
季節や時代の語句の前で、よく使われることが多くなっています。
具体的な例文は、以下の通りです。
- I’m going on holiday in June.
(私は8月に休暇を取る予定です。) - We play soccer in winter.
(私たちは冬にサッカーをします。) - Rock music became popular in the 1990s.
(ロック音楽は1990年代に人気が出てきた。)
まとめ
いかがでしたか?
1月から12月までの発音や読み方が、よくわかったと思います。
簡単な英語なので、早めに覚えて会話の中で使えるようにしましょう!
それぞれの月の由来も、一緒に覚えておくといいですよ。
さらに理解が深まり、印象に残りやすくなります。
また時を表現する前置詞は覚えにくいという、イメージを持っている人が多いですよね。
しかし前置詞にどのような役割があるか理解できたら、すぐに覚えることができますよ。
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