「バギオへの英語留学ってどうなの?」
「バギオへ留学する魅力は?」
このように疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
バギオは、日本との時差が1時間とほとんど変わらないだけでなく、多くの自然や年間を通じて過ごしやすい気温のため、留学や観光としてもおすすめです。
しかし、初めて留学に挑戦する人や、バギオのことを知らない方にとっては不安もありますよね。
そこで今回は、バギオの基本情報、留学事情、観光スポットなどバギオ留学に行く際には知っておきたいことを徹底的に紹介します。
留学を検討している人にとっては、有益な内容になっているためぜひ参考にしてくださいね。
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目次
バギオの基本情報
バギオは、フィリピン北部のルソン島に位置する高地の都市です。
標高が約1,540メートルとフィリピンの他の地域よりも高いため、「フィリピンの夏の首都」とも呼ばれています。
その理由は、フィリピンの残りの部分が高温となる時期でも、バギオ市は涼しく過ごしやすい気候を保っているからです。
以下では、バギオの基本情報について紹介します。
- 人口
- 伝統文
- 伝統料理
- 人気の娯楽
人口
バギオの人口は、2015年時点で約35万人と少なめではありますが、2000年時点では約25万人だったことから急速に増加していることがわかります。
その理由として、バギオには国内外から学生が集まってきていることがあげられます。
特に、フィリピンでも名門の大学「フィリピン大学バギオキャンパス」をはじめ多くの教育機関があることから教育の中心地の1つとしても有名です。
伝統文化
バギオ市は、フィリピンの伝統文化が色濃く残る地域の1つです。
特にバギオ市とその周辺地域は、山岳地帯で独自の生活を営んできた「イゴロット族」の人々が生活しています。
ちなみにイゴロット族は、「カリンガ族」「カンカナイ族」「イバロイ族」「イフガオ族」「イスネッグ族」の総称で、独自の信仰体系を持ち、農業を中心に生活しています。
また、伝統的な住居や服装、工芸品なども観光の魅力の1つです。
伝統料理
バギオはフィリピン北部の山岳地帯に位置しており、肥沃な土地で栽培される新鮮な果物や野菜を利用した伝統的な料理が豊富にあります。
中でも豚料理のシシグ(Sisig)は、フィリピンの伝統的な料理で、特にバギオ市を含むルソン地方で非常に人気があり、今ではフィリピン全国、さらには海外のフィリピン料理レストランでも人気のある料理となっています。
シシグは、豚肉を焼き、細かく刻んだ後に、たまねぎ、ニンニク、チリ、カラマンシ(フィリピンのライムに似た果物)のジュースなどと一緒に炒めます。
また、豚のレバーを加えてコクを出すことも一般的で、炒めた材料を熱々の鉄板に盛り付けて提供されます。
一部のレストランでは、豚肉の代わりに魚や鶏肉、豆腐を使用したバージョンを提供していることもあります。
ご飯の上に乗せてメインの一品として食べることはもちろん、濃厚な味わいのため、お酒のおつまみとしても楽しめる料理です。
人気の娯楽
バギオは、その美しい自然環境と独自の文化だけでなく、年間を通じて過ごしやすい気温のため、さまざまな娯楽が楽しめます。
特にバギオは、フィリピンで最も高品質なストロベリーの産地として有名で、バギオ中心部からジプニーで30分くらい移動するとある「ストロベリーファーム」では自分でストロベリーを摘む体験ができます。
他にも、バギオでは年間を通して、様々なフェスティバルやイベントが開催されています。
最も有名なものは、毎年2月に開催されるパナグベンガ(花祭り)です。
この祭りでは、街全体が花で飾られ、華やかなパレードや文化的なパフォーマンスが行われます。
美しい自然やフェスティバル好きにおすすめの留学先です。
バギオで英語を学ぶことはできる?
フィリピンに留学を考えている人にとって、「バギオって英語を学べるの?」と疑問を持っている方も少なくないでしょう。
以下ではバギオで英語が勉強できるのかを解説していきます。
- 英語を学ぶ環境として最適
- 講師の質が高い
- 過ごしやすい気温のため勉強に集中できる
英語を学ぶ環境として最適
バギオ市には多くの語学学校があり、学生は自分のレベルとニーズに合ったプログラムを選ぶことが可能です。
また、国際的な学生が多いため、さまざまな文化の出会いを通じて、グローバルな視野を広げる機会も得られます。
加えて、フィリピンは英語が公用語の一つであるため、学校外でも英語を話す機会が豊富にあります。
さらに日本人留学生が少ないため、日本語を話せる環境がなく、より英語学習に集中できたり、治安が良いことからも英語を学ぶ環境として最適です。
講師の質が高い
バギオの語学学校では、熟練した教師たちが高品質の教育を提供しています。
バギオでは、各国から留学生が訪れるため、豊富な教育経験を持つ講師が多い点が特徴的です。
小規模なクラスと個別指導により、学生はそれぞれのニーズに合わせた教育を受けることができます。
過ごしやすい気温のため勉強に集中できる
バギオ市は「フィリピンの夏の首都」とも呼ばれ、その適度な気候が学生たちに快適な学習環境を提供します。
平均気温は約15〜26度と、他のフィリピンの都市よりも涼しく、これが学習に集中するのに理想的な環境と言えるでしょう。
自然豊かな環境もリラクゼーションとリフレッシュのための絶好の場所となり、効果的な学習をサポートします。
バギオの留学事情
以下では、バギオの留学事情について解説します。
- 日本で留学している人の人数
- バギをに留学する方法
- バギオの有名な大学
日本で留学している人の人数
日本人でバギオに留学している人の明確な人数は公表されていません。
ただし、バギオに在住している日本人は100人未満とされており、中心部であるマニラや人気観光地であるセブ島に比べると、極端に少ない人数です。
ただし上述したように、バギオは英語を学ぶ環境として最適であることから、留学を検討している多くの人が注目している留学先の1つとなっています。
バギオに留学する方法
バギオに留学する方法は主に「大学へ入学して留学へ行く」もしくは「語学学校ヘ入学する」のどちらかが一般的です。
- 大学もしくは語学学校へ書類を提出
- 入学許可をもらったら航空券の手配やビザの申請
- 住む場所を決める
留学するための手続きは、基本的に選んだ学校への申込みとビザの申請が必要です。
ビザは、フィリピンへの短期滞在であれば観光ビザで可能なケースも多いものの、長期留学の場合は適切な学生ビザを取得する必要があります。
学校によっては留学の手続き支援をしてくれるだけでなく、入学手続きから現地での生活サポートまで、一貫したサポート体制が整っているため安心です。
バギオの有名な大学
バギオ市はいくつか有名な大学や教育機関がありますが、その中でもセントルイス大学(Saint Louis University)とフィリピン大学バギオ校(University of the Philippines Baguio)が特に有名です。
これらの大学では、科学、芸術、人文科学、教育、経済など幅広い分野のプログラムが提供されており、世界中からの学生が集まっています。
バギオのおすすめ観光スポット
フィリピン北部のバギオは、その温暖な気候、豊かな自然、独特の文化で訪れる人々を魅了しています。
ここでは、バギオを訪れる際に絶対に見逃せない三つの観光スポットについて詳しく説明します。
- バギオ大聖堂
- ナイトマーケット
- バーナム・パーク
バギオ大聖堂
バギオ大聖堂、またの名をバギオカテドラルとも呼ばれ、市内で最も目立つランドマークの一つです。
この美しい建物は、1936年に完成し、その後地元コミュニティの信仰の中心地となりました。
聖堂の頂上からはバギオ市の壮大なパノラマが一望できます。
ナイトマーケット
バギオのナイトマーケットは、地元の人々や観光客が夜の買い物を楽しむための場所です。
ここでは、衣類、アクセサリー、食品、工芸品など様々な商品が販売されており、地元の雰囲気を味わうのに最適なスポットです。
バーナム・パーク
バーナム・パークは、バギオ市内の中心に位置する広大な公園で、ピクニック、運動、または単にリラクゼーションのための場所として地元の人々にも人気の場所です。
公園には人工の湖があり、ボートに乗ったり、公園内の花壇を散策したりできます。
バギオは、年間を通して過ごしやすい気温のため、自然めぐりが好きな方には特におすすめです。
バギオで英語を学んでみよう!
今回は、フィリピンバギオの基本情報や留学事情、観光スポットなどを紹介しました。
今回紹介したように、多くの自然や観光スポット、過ごしやすい気温と、英語を学ぶ環境として最適な留学先の1つです。
日本人が少ないため、英語初心者の方にとっては難しいと感じることもあるかもしれませんが、日本語を使うことがないため、徹底的に英語が学べるといったメリットもあります。
今回の記事を参考に、バギオ留学に挑戦してみてはいかがでしょうか。