「クライストチャーチへの留学ってどうなの?」
「クライストチャーチ留学のメリット・デメリットが知りたい」
このように思われている方も多いのではないでしょうか。
クライストチャーチはニュージーランドの南島で1番大きな街で、自然が豊富でリフレッシュしつつ英語学習ができる最適の場所です。
ただし、初めて海外へ留学に行く方やクライストチャーチがどのような場所なのかわからない方にとっては不安もありますよね。
そこで今回は、クライストチャーチの基本情報、クライストチャーチ留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、クライストチャーチ留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説します。
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目次
クライストチャーチの基本情報
クライストチャーチは、ニュージーランドの南島に位置する都市で、同島で最大の人口を誇ります。
イギリス的な風情が残る街並みと、アートシーンの活気、そして美しい自然環境が魅力の一つです。
街の中心にはアヴォン川が流れ、その沿岸には美しい公園やガーデンが広がっており、「ガーデンシティ」とも称されます。
観光面では、クライストチャーチ大聖堂やカンタベリー博物館、美しいボタニックガーデンなどが人気のスポットです。
2011年に発生した大地震の影響で一部に影響が出たものの、その後の復興作業は街の再生と再開発をもたらし、今では新たなランドマークや現代的な建築物が生まれ、街の景観はさらに魅力的なものとなっています。
以下では、クライストチャーチの基本情報について紹介します。
- 人口
- 歴史
- 伝統料理
- 人気の娯楽
人口
クライストチャーチは、ニュージーランド南島の中では最も人口が多い都市であり、2023年現在の推定人口は約37万人です。
様々な文化的背景を持つ人々が共生し、活気あふれる多文化都市となっています。
歴史
クライストチャーチは、イングランドと深い歴史的および文化的なつながりを持っています。
1850年に英国からの移民により設立され、その名前もイングランド南部に実在する都市、クライストチャーチから取られました。
移民たちは英国の伝統と文化を新たな地に持ち込み、それが現在のクライストチャーチの町の風情や文化に影響を与えています。
その影響は街の構造や建築スタイルにも見ることができ、たとえば、クライストチャーチ大聖堂はゴシック復興様式の建築物で、英国の大聖堂を彷彿とさせます。
また、街の公園や庭園はイギリス式庭園の影響を受けたデザインが施されており、とくにクライストチャーチ・ボタニックガーデンはその最良の例です。
加えて、クライストチャーチの教育システムも英国モデルに基づいており、街にはクライストチャーチ大学やカンタベリー大学といった、国際的に評価される高等教育機関が存在します。
これらの英国文化の影響は、クライストチャーチを「もっとも英国的な都市」とも言われるほどの、ニュージーランド内で一風変わった雰囲気を持つ場所としています
伝統料理
クライストチャーチは、ニュージーランドの大都市であり、多種多様な料理が楽しめます。
たとえば、マオリ族の伝統的な調理法で、肉や野菜などの食材を地下の穴に埋めて火でじっくりと調理する「ハンギ(Hangi)」、メレンゲと生クリーム、新鮮なフルーツをトッピングしたデザートの「ババロア」などが有名です。
また、ニュージーランドは羊肉の輸出で知られており、ラム肉は多くの料理で用いられます。
以上のような料理がクライストチャーチでも楽しめますが、都市の多様性を反映して、世界各国の料理も広く提供されています。
人気の娯楽
クライストチャーチは、ニュージーランド南島最大の都市で、文化、芸術、スポーツ、レクリエーションといった多様なエンターテイメントが楽しめます。
特にクライストチャーチは「ガーデンシティ」とも言われるほど自然や植物が有名で、市内には美しい公園と庭園が多数あります。
中でも特筆すべきは、市の中心部に位置するクライストチャーチ・ボタニカルガーデンです。
この庭園は1863年に設立され、その歴史と美しさから市民だけでなく観光客にも愛されています。
広大な敷地には様々な種類の植物が植えられており、温室やバラ園、ニュージーランド原産の植物を集めたエリアなどがあります。
また、市内にはヘイゲイドパークやモナヴェールなど、美しいランドスケープと歴史的な建築物が組み合わさった公園も多数あります。
これらの公園と庭園が、クライストチャーチの都市生活に緑と静けさをもたらし、ガーデンシティという称号を生み出しています。
クライストチャーチへ留学するメリット
多くの魅力があるクライストチャーチですが、特におすすめする理由を紹介します。
- イギリスの雰囲気も味わえる
- 自然が豊富
- コンパクトシティのため生活しやすい
イギリスの雰囲気も味わえる
クライストチャーチはニュージーランド最古の都市で、イギリスのカンタベリーからその名を取り、イギリスの伝統的な風情を色濃く保つ都市です。
19世紀のゴシックリバイバル建築が街中に立ち並び、その美しい街並みは”もう一つのイングランド”とも称され、特に、クライストチャーチ・カテドラルやアーツセンターなどの歴史的建造物は一見の価値があります。
また、教育機関も英国式の教育を基盤にしており、授業形式や寮生活など、英国の教育体系を経験することが可能です。
自然が豊富
クライストチャーチは市街地から少し足を伸ばすだけで、壮大な自然に触れることができます。
市内のハグリー公園や植物園では四季折々の花々を楽しむことができ、市郊外のポートヒルズではハイキングやマウンテンバイクでアウトドアアクティビティを楽しむことが可能です。
また、リトルトンやサムナーのビーチでは海水浴やサーフィンも楽しめます。
コンパクトシティのため生活しやすい
クライストチャーチはそのコンパクトな都市設計が特徴で、留学生は無駄な移動時間を省き、効率的に生活することができます。
学校、ショッピングエリア、レストラン、公園、美術館など、主要な施設が一箇所に集中しているので、生活する上で非常に便利です。
さらに、公共交通機関も充実しているため、市内の移動はもちろん、周辺の観光地へのアクセスも容易に行えます。
クライストチャーチへ留学するデメリット
多くの魅力があるクライストチャーチですが、いくつかデメリットになりえる点もあります。
以下では、クライストチャーチへ留学するデメリットを紹介します。
- 都市部に比べると娯楽が少ない
- 日本からの直行便がない
都市部に比べると娯楽が少ない
クライストチャーチはニュージーランドの中でも比較的大きな都市であるにも関わらず、娯楽施設やエンターテイメントの数が少ないと感じるかもしれません。
特に、大規模なコンサートやアートイベント、飲食店のバラエティなどが大都市に比べて少ないです。
ただし、「少ない」からといって「無い」わけではなく、小規模ながらも質の高いコンサートや展示会、美味しいレストランやカフェはたくさん存在しています。
また、自然とのつながりを大切にする生活スタイルがニュージーランドの一部であり、自然好きにはピッタリの都市です。
日本からの直行便がない
日本からクライストチャーチへの直行便は存在しないため、留学生は他の都市へのフライトと組み合わせて移動する必要があります。
そのため、時間と労力がかかるため、初めての海外留学や長時間フライトが苦手な方にとってはデメリットと感じるかもしれません。
また、急な帰国の際にはすぐに帰れないことを認識しておく必要があるでしょう。
クライストチャーチの留学事情
以下では、クライストチャーチの留学事情について紹介します。
- 日本で留学している人の人数
- クライストチャーチに留学する方法
日本で留学している人の人数
クライストチャーチに留学している日本人の具体的な人数は公表されていません。
ただし、ニュージーランドに滞在している日本人は1万5千人ほどで、その中で留学生は数千人ほどとされており、特にオークランドに集中しているとされています。
ただし、ニュージーランドは、アメリカやオーストラリアなどの人気留学地と比較すると日本人が少ない傾向にあり、日本語を一切使わずに英語を学びたいという方におすすめの国です。
クライストチャーチに留学する方法
クライストチャーチに留学するなら留学エージェントを活用しましょう。
留学エージェントは、クライストチャーチの事情を正確に把握しているだけでなく、留学に必要な手続きの代行や、クライストチャーチ現地で困ったことがある場合にサポートしてくれます。
そのため、初めて海外へ留学へ行く方や、留学に不安がある方、クライストチャーチについての知識がない方などは留学エージェントを活用してみることをおすすめします。
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クライストチャーチのおすすめ観光スポット
以下では、クライストチャーチのおすすめ観光スポットを紹介します。
- クライストチャーチ・ボタニックガーデン
- クライストチャーチ大聖堂
- バンクス半島
クライストチャーチ・ボタニックガーデン
クライストチャーチ・ボタニックガーデンは、ニュージーランドのクライストチャーチ市に位置し、約30ヘクタールの面積と広大な広さの中、多種多様な植物種が植栽されています。
庭園内は、一年を通じて色とりどりの花々が咲き誇り、さまざまな樹木が生育しています。
春にはチューリップやサクラが美しく咲き誇り、夏には緑の葉が深まり、秋には紅葉が庭園を彩り、冬には裸木が雪景色を演出します。
これらは地元のニュージーランド原産のものから、世界各地から集められたものまで、幅広い種類があります。
庭園内には教育センターも設置されており、植物学や環境について学ぶワークショップやプログラムが開催されています。
上記のように、クライストチャーチ・ボタニックガーデンは、美しい自然の中でリラクゼーションを楽しんだり、植物について学んだりすることができる魅力的な場所と言えます。
クライストチャーチ大聖堂
ニュージーランドのクライストチャーチ市中心部に位置するクライストチャーチ大聖堂(ChristChurch Cathedral)。
ゴシック復興様式の大聖堂で、市の象徴的な存在で、特に注目すべきは、色とりどりのステンドグラスや細やかな石工技術による装飾です。
大聖堂は1864年から1904年にかけて建設され多くの観光客が訪れましたが、2011年のクライストチャーチ地震により、大聖堂は重大な損害を受け、尖塔が崩落しました。
その後、安全性と保存の問題が議論され、長い間修復の未定状態が続いたものの、2017年に入り、ニュージーランド政府と教会は大聖堂の修復を決定し、現在その作業が進行中です。
クライストチャーチ大聖堂はその美しさと歴史、そして再生への希望を持つ重要な場所であり、クライストチャーチの観光地として訪れる価値があります。
バンクス半島
バンクス半島(Banks Peninsula)は、ニュージーランドの南島に位置する美しい半島で、クライストチャーチから車で約1時間半の距離にあります。
火山活動によって形成されたこの半島は、壮大な風景、豊かな自然、野生生物、そして静かな海辺の町で知られています。
バンクス半島は、ニュージーランド固有の野生動物が豊富に生息しており、特に、ペンギンや海鳥、海豹などの海洋生物の観察が可能で、その多様性と規模は圧巻です。
またハイキング、カヤック、釣り、自転車による探検など、アウトドアアクティビティの選択肢は豊富で、特に、半島を一周するドライブは、その美しさを堪能できる最高の方法の一つです。
クライストチャーチで英語を学んでみよう!
今回は、クライストチャーチの基本情報、ウェリントン留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、クライストチャーチ留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説しました。
クライストチャーチは、自然が豊富なだけでなく、イギリス文化が残っていてヨーロッパの雰囲気も味わいつつ英語学習ができるおすすめの留学先の1つです。
まだまだ、日本人も少なく穴場でもあるためクライストチャーチ留学を検討されている方は、今回の記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。