「息子ももうすぐ中学受験!英語もそろそろ勉強させようかしら?」
「英語っていつから勉強させればいい?6年生からだと遅い?」
といったお子様の英語受験をいつから始めさせたらいいか、お悩みのそこのあなた。
中学校によっては、入試科目が2科目だけでなく、4科目ある学校もありますよね。
4科目となるとお子様の負担も心配なところ。
そんな課、英語を入試科目に取り入れている学校も増えています。
首都圏私立中学校のおよそ半数が英語を入試科目に導入していることを知っていましたか?
この記事では、以下の内容について説明します。
- 中学受験における英語入試の傾向【導入・技能・面接など】
- 中学受験に向けた英語の勉強を始めるタイミング
- 中学受験の英語に関するよくある質問
- 今後の教育業界における、英語の重視傾向
中学受験をお子様にさせる親御さんは必見の内容になっています。
おすすめのオンライン英会話ランキング44社徹底比較!【2024年最新】
中学受験で入試に英語が含まれている学校は146校【2022年度】
2022年度の中学入試に、英語が含まれている中学校は146校あります。
中学受験での英語の動向をざっとまとめると、以下の通りです。
- 中学入試で英語を行っている学校は年々増えている
- 首都圏私立の約半分が入試に英語を導入している
- 英検取得者は英語試験が免除・優遇になる中学校もある
- 面接を英語で行う中学校もある
- 英語入試の出題傾向は中学校によって変わる
より詳しい内容は、これから説明していきます。
中学入試で英語を行っている学校は年々増えている
中学入試で、英語入試を行っている学校は年々増えています。
ここ5年間毎年、増えています。
15?30校ずつ程度で、年々増加しているのです。
英語入試を行っている学校は、2020年度入試から100校を超えました。
首都圏私立の約半分が入試に英語を導入している
2022年度に行っている学校は146校。
首都圏の私立中学校は約300校なので、おおよそ半分の学校が導入しています。
毎年15~30程度の導入している学校が増えています。
2023年度入試では、165校前後の中学校で英語入試が導入されるでしょう。
来年度(2023年度)からは、過半数の学校が導入していると予想されます。
英検取得者は英語試験が免除・優遇になる中学校もある
私立中学校によっては、英検取得者が有利になるところもあります。
英検取得者は、英語試験が免除や優遇になるのです。
優遇とは、具体的に取得している級に合わせて点数を換算したり、加点したりしてくれること。
お子様が英検を取得している場合、優遇される学校を志望校に入れてみるのもいいでしょう。
英検は5級から優遇される学校があります。
しかし4級以上取得していると、優遇してくれる学校が多いです。
面接を英語で行う中学校もある
中学入試には面接を行う学校もあれば、ない学校もあります。
面接がある学校の中には、英語で面接を行う中学校も。
面接形式は、以下のタイプがあります。
- 英語面接
- 個別面接(日本語と英語)
- 保護者同伴面接
- 本人面接(日本語のみ)
- その他(英語スピーキング、英語インタビュー)
- 個別面接と保護者同伴面接
これらから見て分かる通り、面接形式は学校によって様々です。
英語面接の場合、対策ができる英会話スクールやオンライン英会話でトレーニングするのがおすすめ。
オンライン英会話とスクール英会話を徹底比較!これを読めば違いが一目瞭然!
サービスの違いやおすすめのスクールは、こちらの記事でチェックしてください。
英語入試の出題傾向は中学校によって変わる
出題傾向は、中学校によって様々。
少なくとも勉強すべき技能は、以下の2つ。
- リーディング
- ライティング
これら二つを測る問題は、出題する可能性が高いと考えられます。
高い理由は、実施方法が楽だからです。
リスニングやスピーキングは、人や機材を用意する必要があります。
手間がかかる上に、機械トラブルがあると大変です。
英語面接はない中学校の方が多いので、スピーキングは優先しなくてOK。
リーディングやライティング。
次いで、リスニングを優先して行うと良いでしょう。
詳細は過去問を見て、確認しましょう。
中学受験英語の勉強はいつから始めるべき?
中学受験の英語の勉強は、小学5年生から始めるのがおすすめ。
5年生からすすめる理由は、難易度が英検5・4級程度だから。
英検4級の難易度は、「中学中級レベル」。
中学2年生レベルに換算されます。
ほどほどに難しいので、1年の勉強では厳しいです。
英語の勉強が本格化する小学5年生から、勉強させるのがおすすめですよ。
中学受験の英語に関するよくある質問4選
中学受験の英語に関するよくある質問は、以下の通りです。
- 試験には授業で習っていないような英単語も出ますか?
- 今後、中学入試で英語が必須科目になることはありますか?
- 中学入試に英語を含む学校が増えているのはなぜ?
- 英語対策のために、英語塾に通わせるべき?
試験には授業で習っていないような英単語も出ますか?
目指す中学校によります。
難易度の高い中学校であれば出ますし、低ければあまり出ないでしょう。
志望する中学校の過去問を解くことで、難易度を把握できますよ。
教科書に載っている単語は必須で覚えて、レベルの高い単語は志望校に合わせて決めましょう。
中堅レベルの中学校以下は、教科書に載っているレベルで間に合うことがほとんどでしょう。
今後、中学入試で英語が必須科目になることはありますか?
断言できませんが、可能性としては十分に考えられます。
2022年度の入試で、すでに半分程度の私立中学校が英語を導入。
年に15~30校程度増えていることからも考えて、十分にあり得ます。
今後、ますますグローバル化していくことを考えると、英語を重視する中学校は増えるでしょう。
中学入試に英語を含む学校が増えているのはなぜ?
大学入試の改革が要因として考えられます。
30年ぶりの大改革と呼ばれるほど、大きく変化しているのです。
具体的に、英語に関わる改革の内容は以下の通りです。
- 「センター試験」から「大学入学共通テスト」という新しいテストを実施している
- 従来の「読む」「聞く」技能から、増えて「話す」「書く」も重視されるようになった
- 「大学入学共通テスト」には、民間の資格や検定試験が導入されるようになった
英語対策のために英語塾に通わせるべき?
お子様の志望する学校によります。
難易度によっては通わせるべきですし、簡単であれば通わせなくてOK。
英検対策におすすめのオンライン英会話英会話は、以下の通りです。
英検対策向けオンライン英会話おすすめ9選!選び方のポイントも解説
以下の点をチェックして、検討してみてください。
- 入試科目に英語が含まれているか?
- 面接を英語で行うのか?
- 過去問の難易度は、学校で習う英語で網羅できるのか?
中学校によっては、英検準2級レベルの難易度の英語も出題されます。
準2級は高校2年生レベルなので、塾に通わせるべきです。
小学生におすすめのオンライン英会話や英会話スクールは、以下の記事で紹介しています。
Kimini英会話の子供向けコース4選!小学生?高校生向けの教材を解説
中学入学前の子供におすすめの英語の勉強方法5選!スクール・オンライン英会話
まずは志望校の過去問で難易度や出題傾向をチェックしてみましょう。
まとめ
この記事では、「中学受験の英語入試の導入傾向」や「中学入試の英語を勉強するタイミング」について解説しました。
以下がまとめです。
- 英語入試を導入している首都圏私立中学校はおおよそ半数
- 英語入試を導入する学校は年々増えている
- 筆記試験だけでなく、英語で面接を行う中学校もある
- 毎年15~30校程度の校数で、増加してきている
- 英語の勉強は小学5年生頃から着手し始めると良い
- 英検を取得すると、中学入試で有利になる学校もある
- 中学入試の英語難易度は、英検4・5級程度
- 中学受験の英語入試対策は、「読む」・「書く」を重点的に行おう
- 今後中学入試で英語が必須科目になる可能性はある
- 世界全体でグローバル化が進んでいるので、今後英語はますます入試で重視される
- 大学入試改革でも、英語の試験内容が大きく変わった
いかがでしたか?
中学受験の英語入試の導入傾向や何が重視されているのか分かりましたか?
英検を取得しておくことで、有利に進められる中学校もあります。
志望校の過去問を参考に、勉強方針を決めていきましょう。
当サイトでは小学生向けには、以下の記事も書いています。
中学入学前の子供におすすめの英語の勉強方法5選!スクール・オンライン英会話
当サイトでは、お子様におすすめのオンライン英会話を紹介しています。
気になる記事があれば、ぜひご覧ください。