「エディンバラへの留学って実際どうなの?」
「エディンバラ留学のメリット・デメリットが知りたい」
このように思われている方も多いのではないでしょうか。
スコットランドの首都であるエディンバラは、美しい古城や世界遺産に登録されている旧市街、新市街を有しています。
ハリーポッターの原作者J.K.ローリング氏が作品を書いたことでも有名な都市で、多くのファンが観光に訪れます。
ただし、初めて海外へ留学に行く方やエディンバラがどのような場所なのかわからない方にとっては不安もありますよね。
そこで今回は、エディンバラの基本情報、エディンバラ留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、エディンバラ留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説します。
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目次
エディンバラの基本情報
エディンバラはスコットランドの首都で、美しい古城や世界遺産に登録されている旧市街、新市街を有しています。
以下では、エディンバラの基本情報について紹介します。
- 人口
- 歴史
- 伝統料理
- 人気の娯楽
人口
エディンバラの人口は約540,000人で、スコットランドの首都であるとともに、国内で2番目に大きな都市です。
また、エディンバラは国際的な観光地であり、大学都市でもあるため、毎年世界中から訪れる観光客や留学生によって一時的に人口が増えることが特徴的です。
特に毎年8月に開催されるエディンバラ国際フェスティバルや、世界最大の芸術祭であるエディンバラ・フェスティバル・フリンジでは、数多くの観光客やパフォーマーがエディンバラに集まります。
歴史
エディンバラの歴史は古く、古代ローマ時代にはすでに人々が定住していました。
しかし、現在のエディンバラが形成されるようになったのは中世以降で、特に11世紀に建てられたエディンバラ城が中心となりました。
12世紀から16世紀にかけて、エディンバラはスコットランドの王立の都として発展し、多くの教会や修道院が建てられ、この期間にエディンバラ旧市街の基礎を建設。
17世紀と18世紀はエディンバラの黄金期とも言える時期で、科学や哲学、文学などの分野で大いに発展していきます。
この時代は「スコットランドの啓蒙時代」とも呼ばれ、デイビッド・ヒュームやアダム・スミスなどの著名な哲学者や経済学者が活躍し、18世紀後半になると、エディンバラ新市街の建設が始まり、多くの新古典主義の建築物が建てられました。
新市街の建設は19世紀まで続き、現在のエディンバラの都市景観が形成され、20世紀に入ると、エディンバラは大規模な観光地となり、エディンバラ城やロイヤル・マイル、エディンバラ国際フェスティバルなどが世界中から観光客を引きつけるようになりました。
そして、1999年にスコットランド議会が300年ぶりに復活し、エディンバラは再びスコットランドの政治の中心地となりました。これが現代のエディンバラの姿につながっています。
伝統料理
エディンバラで最もよく知られているのは「ハギス」で、これは羊の心臓、肝臓、肺などを刻み、オートミール、玉ねぎ、スパイスと混ぜ合わせて羊の胃袋で蒸し焼きにしたものです。
スコットランドの国民食とも言われており、その風味は深みがあり、特徴的なスパイスの香りが感じられます。
また、「ニープス・アンド・タティーズ」という料理もあり、これはマッシュしたルタバガ(ニープ)とジャガイモ(タティーズ)を混ぜた料理も家庭で食べられる料理の1つです。
スープ類では、「スコッチブロス」があり、ラム肉、ジャガイモ、キャロット、レンズ豆、セロリ、タマネギなどを使った温かいスープで、寒い冬の日に特に人気があります。
エディンバラは美食の街としても知られており、各国の料理や現代的なスコットランド料理も楽しむことが可能です。
人気の娯楽
エディンバラは文化的なエンターテイメントの宝庫として知られており、世界的に有名なフェスティバルの都市であり、一年を通じて様々なイベントが開催されます。
中でも特に著名なのが「エディンバラ国際フェスティバル」と「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」で、これらのフェスティバルでは世界中から集まったアーティストがパフォーマンスを展開し、劇、ダンス、音楽のショーが連日開催されます。
また、エディンバラには歴史的な建造物が多数あり、エディンバラ城やエディンバラ王立マイル、聖ジャイルズ大聖堂といった場所の観光もおすすめです。
自然もエディンバラの魅力の一つで、アーサーズシートやカールトンヒルなどの公園や自然保護区に囲まれており、ウォーキングやハイキングを楽しむことができ、自然を満喫することができます。
エディンバラへ留学するメリット
エディンバラへ留学するメリットは様々なありますが、以下では特に注目すべきポイントを3つ紹介します。
- 日本人が少ない
- 中瀬の街並みや歴史を感じられる
- ハリーポッターのロケ地巡りができる
日本人が少ない
エディンバラで留学する最大のメリットの1つは、日本人の数が比較的少ないという点です。
日本人が少ないということは、英語環境により深く没入するための大きなチャンスで日本語に頼ることなく英語でコミュニケーションをとる機会が増え、より速く英語力を向上させることが可能です。
さらに、多様な文化背景を持つ人々との交流を深め、国際的な視野を広げる絶好の機会にもなります。
中世の街並みや歴史を感じられる
エディンバラはその美しい中世の街並みと豊かな歴史で知られています。
特にエディンバラ城やロイヤルマイル、古い教会や博物館など、歴史的な名所が市内には数多くあり、英語だけでなく、歴史や文化についても学ぶことが可能です。
また、街全体が世界遺産に登録されており、その美しさと雰囲気は留学生活を一層豊かなものにしてくれます。
ハリーポッターのロケ地巡りができる
エディンバラは「ハリーポッター」シリーズの作者、J.K.ローリングがこの作品を書いた場所としても知られています。
エディンバラの街は彼女に多大なインスピレーションを与え、その結果、多くのエディンバラの地名や建物がハリーポッターの物語に取り入れられました。
ハリーポッターファンの留学生にとっては、この街を探索することはまるで実際のハリーポッターの世界を体験でき、留学生活がさらに楽しいものとなると言えるでしょう。
エディンバラへ留学するデメリット
エディンバラは多くの魅力があるものの、いくつかデメリットとなりえる点もあります。
以下では、エディンバラへ留学するデメリットを紹介します。
- 他の都市へのアクセス性が悪い
- 天候が良くない日が多い
他の都市へのアクセス性が悪い
エディンバラはスコットランドの首都で、世界遺産にも登録されている歴史的な美しい都市です。
しかし、他の大都市へのアクセス性は、ロンドンやマンチェスターに比べると少し落ちるかもしれません。
例えば、エディンバラからロンドンまで電車で移動すると、約4〜5時間ほどかかり、また、ロンドンやマンチェスターと比較すると、飛行機の便数も少なく不便に感じることもあるでしょう。
しかし、その一方で、エディンバラからスコットランドの他の魅力的な地域へのアクセスは良好で、ハイランドやロッホネス湖などへの旅行を楽しむこともできます。
天候が良くない日が多い
スコットランドの天候は変わりやすく、一年を通じて雨が降る日が多く、特に冬季は寒さが厳しく、雪が降ることもあります。
夏でも日照時間は限られており、気温は日本の夏と比べるとかなり低めです。
これらの天候条件から、エディンバラでの生活は、初めは少し厳しいと感じるかもしれません。
しかし、このような天候は、スコットランド特有の美しい風景を生み出しており、雨によって緑豊かな自然が育ち、寒い冬は街を美しい雪景色に変えます。
これらの自然環境は、エディンバラでの生活を一層豊かなものにしてくれるでしょう。
エディンバラの留学事情
以下では、エディンバラの留学事情について紹介します。
- 日本で留学している人の人数
- エディンバラへ留学する方法
日本で留学している人の人数
2023年時点のエディンバラに留学している日本人の具体的な人数は公表されていません。
ただし、アメリカやオーストラリア、カナダといった他の人気留学先と比べるとエディンバラを含むスコットランドの日本人留学生は少なめです。
日本語を使わない環境で英語を勉強したい方にとっては最適な都市の1つと言えます。
エディンバラに留学する方法
エディンバラへの留学は、留学エージェントを活用することがおすすめです。
留学エージェントは、エディンバラに関する情報を正確に把握しているだけでなく、現地事情や私生活に関するアドバイスも行ってくれます。
また、エディンバラ留学に必要な手続きなどのサポートも行ってくれるため、初めて海外へ留学に行く方にとっては安心です。
そのため、特に海外留学初心者の方は留学エージェントを活用することをおすすめします。
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エディンバラのおすすめ観光スポット
エディンバラは多くの観光名所がある都市ですが、以下では特におすすめのスポットを3つ紹介します。
- エディンバラ城
- ホリールード宮殿
- ロイヤルマイル
エディンバラ城
エディンバラ城は、中世から存続している堅固な砦で、スコットランドの象徴的存在ともいえます。
この城はエディンバラの中心地、ロイヤルマイルの最高地点である火山の残骸であるカッスル・ロックに立地しており、エディンバラの街全体から見ることができます。
エディンバラ城は歴史的に重要な場所で、多くの歴史的事件の舞台となっており、スコットランドの王や王女がこの城で生まれたり、住んだりしていたため、スコットランドの歴史を象徴する場所の1つとされています。
現在、エディンバラ城は博物館として公開されており、訪れた人々は様々な展示を通じてスコットランドの歴史を学ぶことができます。
中でも注目すべきは、「スコットランドの王冠」と称される王冠、笏、剣などからなるスコットランド王冠宝物や、12世紀からの歴史を持つ聖マーガレット礼拝堂などです。
エディンバラ城は、一年を通じて多くの観光客を引きつけるスコットランドで最も人気のある観光地の1つで、特に8月のエディンバラ祭りの間は数多くの人々で賑わいます。
ホリールード宮殿
ホリールード宮殿は、エディンバラ城の直線上にあり、ロイヤルマイルの東端、美しいホリールード公園の入口にあるこの宮殿は、スコットランドの王室が公式に滞在する場所として知られています。
宮殿は1128年にホリールード修道院として設立され、その後数世紀にわたり様々な建築変更が加えられました。
現在の宮殿の主要部分は1671年から1678年にかけて建設されたもので、バロック様式の建築美を持つ歴史的建造物として知られています。
宮殿内部は、スコットランドの歴史的な人物や出来事に関連した数々のアートワークや家具で飾られており、特にマリー・ステュアートの寝室や大広間は見どころの一つです。
ホリールード宮殿は一般公開されており、観光客はガイド付きまたはオーディオガイドで宮殿内部を見学することができます。
また、庭園の散策も可能で、季節によっては様々な植物が美しく咲き誇る点も見どころの1つです。
ロイヤルマイル
ロイヤルマイルは、スコットランドの首都エディンバラの歴史的な中心部、オールドタウンにある名高い通りの1つで、エディンバラ城からホリールード宮殿までの約1マイル(1.6キロメートル)の道を指します。
ロイヤルマイルは、その歴史的な建造物、教会、博物館、そしてショップなど、エディンバラの重要な観光地を多く含んでおり、中世の建築物が立ち並ぶ石畳の道路で、独特の雰囲気があります。
観光名所としては、エディンバラ城、ホリールード宮殿の両端を始終点とし、その間にはスコットランド議会ビル、セント・ギャルズ大聖堂、ジョン・ノックスの家などがあります。
エディンバラのフェスティバルシーズン(特にエディンバラ国際フェスティバルやエディンバラ・フリンジ)では、ロイヤルマイルはストリートパフォーマンスが行われ、音楽、ジャグリング、火のパフォーマンスなど、あらゆる種類のエンターテイメントを楽しむことが可能です。
ショッピングもロイヤルマイルの魅力の一つで、ここでは、伝統的なスコットランドの製品を扱う店が多く、特にタータンの商品、ウィスキー、スコットランドの美食品などが人気です。
エディンバラで英語を学んでみよう!
今回は、エディンバラの基本情報、エディンバラ留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、エディンバラ留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説しました。
スコットランドの首都であるエディンバラは、美しい古城や世界遺産に登録されている都市で、街並みや歴史、フェスティバルなど英語学習以外にも多くの魅力を有しています。
エディンバラ留学を検討されている方は、今回の記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。