「fishの複数形ってfishとfishesどっちを使うの?」
「fishとfishesの違いがよく分からないから、それぞれの使い方を知りたい!」
「fish」に関して、上記のように疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
実際に「fish」の複数形には、「fish」と「fishes」の2種類があります。
しかし、それぞれ意味や使い方が異なるので、今回の記事では「fish」と「fishes」について詳しく解説します。
記事の後半では、よく聞く魚の英単語も紹介するので、一緒に覚えると英文で使いやすいですよ。
また、単複同形名詞や可算名詞、不可算名詞の解説もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
fishの複数形は2つある!
fishの複数形には以下の2つがあります。
どちらも意味や使い方が異なるので、それぞれ詳しく解説します。
- fish
- fishes
fish
「fish」は、魚が複数いるときに使う複数形です。
そのため、2匹以上の魚がいることを表したいときに使います。
また、「fish」を使い魚がたくさんいると言うときは、魚の種類については関係ありません。
同じ魚の種類がたくさんいるときや、同じ種類か違う種類か分からないけど魚がたくさんいるときは、「fish」で表しましょう。
単数形の時とかたちが変わらないことが特徴です。
「fish」を使った例文は以下のようになります。
- There are many fish swimming in the sea.
「海でたくさんの魚が泳いでいます。」 - There were a lot of fish an aquarium.
「水族館にはたくさんの魚がいました。」
「fish」と同じように複数形が変わらない名詞は何がある?
「fish」のように、単数形でも複数形でもかたちが同じ名詞を単複同形といいます。
また、単複同形の名詞は不可算名詞と間違われやすいですが、可算名詞なので気をつけましょう。
ちなみに「fish」以外の単複同形の名詞には以下のようなものがあります。
単複同形の英単語 | 日本語 |
---|---|
Sheep | 羊 |
Deer | 鹿 |
Carp | 鯉 |
Salmon | 鮭 |
上記の名詞も全て複数形でもかたちが変わらない単複同形です。
見てわかる通り単複同形の名詞には魚類も多く、比較的動物に多いです。
単複同形の名詞を使った例文は以下のようになります。
- There are many sheep running there.
「そこではたくさんの羊が走っている。」 - There were a lot of deer there.
「そこにはたくさんの鹿がいました。」 - There are a lot of carp swimming in the pond.
「池ではたくさんの鯉が泳いでいる。」 - There are many salmon swimming in the sea.
「海でたくさんの鮭が泳いでいる。」
「fish」は不可算名詞ではない!
「fish」は単複同形の可算名詞だと紹介しましたが、不可算名詞にはどのようなものがあるのか気になりますよね。
可算名詞と不可算名詞の違いは簡単で、数えられるか数えられないか、ということです。
数えられる名詞を可算名詞、数えられない名詞を不可算名詞と言います。
不可算名詞には以下のような単語があります。
不可算名詞の英単語 | 日本語 |
---|---|
Water | 水 |
Coffee | コーヒー |
Money | お金 |
Information | 情報 |
上記の名詞が主な不可算名詞になります。
水やコーヒーなどの液体は、数えられないため不可算名詞となり、数えたい場合は「a cup of coffee」のように容器などを使って数えます。
他の液体の名詞も同様です。
また、お金や情報に関しては、具体的なかたちを持っていないため数えることができません。
ちなみに、「fish」も「切り身」として使う場合は不可算名詞となります。
不可算名詞を使った例文は以下のようになります。
- We want to eat two slices of fish for lunch.
「私たちはお昼ごはんに魚を2切れ食べたい。」 - You must drink a lot of water.
「あなたはたくさんの水を飲まなければならない。」
fishes
「fishes」は、魚の種類が複数の時に使う複数形です。
そのため、たくさんの種類の魚がいると伝えたいときには、「fishes」で表すことができます。
「fishes」を使った例文は以下のようになります。
- There are many fishes swimming in the sea.
「海でたくさんの種類の魚が泳いでいます。」 - There were a lot of fishes an aquarium.
「水族館にはたくさんの種類の魚がいました。」
しかし「fishes」を使う際に気をつけたいのが、「many kinds of」という表現を使う場合です。
「many kinds of」とは、「たくさんの種類」と表したいときに使われる表現です。
「たくさんの種類の魚」と言いたい時に、「many kinds of」で英文を作る際は「fish」を使います。
そのため、「many kinds of」と「fishes」を同時に使うことがないように注意が必要です。
「many kinds of」を使った例文は以下のようになります。
- There are many kinds of fish in the sea.
「海にはたくさんの種類の魚がいます。」
「fish」には名詞だけでなく動詞もある!
これまで、「fish」の名詞について紹介しましたが、「fish」には動詞としての使い方もあります。
「fish」の動詞の意味には、「魚をとる」や「釣りをする」があります。
三人称の場合は「fishes」を使うため、名詞と混同しないように気をつけましょう。
動詞の「fish」を使った例文は以下のようになります。
- He fishes in the river.
「彼は川で釣りをします。」 - I like to fish in the river.
「私は川で釣りをすることが好きです。」
上記のように「fish」は名詞でも動詞でも利用でき、複数形にも種類があるため、気をつけましょう。
日常生活でもよく出る人気の魚の英単語を紹介!
このトピックでは、普段から料理やお店でもよく聞く魚の英単語を紹介します。
日本語 | 英語 |
---|---|
鮪 | Tuna |
鮭 | Salmon |
鰯 | Sardine |
秋刀魚 | Pacific saury / Saury |
鮪や鮭は日本でも「ツナ」や「サーモン」と言う機会も多いので、覚えられやすいですよね。
また、鰯も缶詰やパスタにおいて「サーディン」と呼ばれることが多いので、知っている方も多いのではないでしょうか。
秋刀魚は、お店などでもよく出ますが英語での聞きなじみはあまりありませんよね。
せっかくの機会なので、ぜひ覚えておきましょう。
ちなみに魚郡は「school of fish」といいます。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した「fish」と「fishes」の違いは複数形の意味にあり、以下のようになります。
複数形の種類 | 使い方の違い |
---|---|
Fish | 魚が複数いるときに使う複数形 |
Fishes | 魚の種類が複数の時に使う複数形 |
また、この記事での「fish」に関するまとめは以下の通りです。
- 「fish」は単複同形の名詞で可算名詞
- 「fish」は名詞以外にも動詞として使うことがある
- 場合によって「fishes」の複数形や「two slices of fish」の不可算名詞にもなる
「fish」には、複数形の使い方としても2種類あり、名詞や動詞の使いわけも必要です。
この記事で、「fish」と「fishes」の違いを覚えて、正確に使いましょう。
ちなみに以下の記事では、魚の英語表記についてまとめています。
興味のある方は、是非一度チェックしてみてください。
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