「ロンドンへの留学って実際どうなの?」
「ロンドン留学のメリット・デメリットが知りたい」
このように思われている方も多いのではないでしょうか。
ロンドンはイギリスの首都であり、政治、経済、文化の中心地で、その活気や多様性、創造性に溢れています。
歴史と現代が融合した独特な雰囲気が特徴で、古代の遺産から最先端のアートまで、さまざまな魅力があります。
また、スポーツやエンターテインメント、歴史的な建造物など娯楽が多いことも特徴的な都市です。
ただし、初めて海外へ留学に行く方やロンドンがどのような場所なのかわからない方にとっては不安もありますよね。
そこで今回は、ロンドンの基本情報、ロンドン留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、ロンドン留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説します。
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目次
ロンドンの基本情報
以下では、ロンドンの基本情報を紹介します。
- 人口
- 歴史・文化
- 伝統料理
- 人気の娯楽
人口
ロンドンはイギリスの首都であり、国内最大の都市です。
2021年時点の人口は約890万人とされており、様々な民族や文化が融合する多文化都市として知られています。
その規模と人口の多さから、ロンドンは全世界から人々を引き寄せ、国際的な金融、商業、文化の中心地となっています。
歴史・文化
ロンドンの歴史は古代ローマ時代までさかのぼり、その後の世紀を通じて様々な重要な出来事の舞台となってきました。
古代ローマ人は紀元1世紀にロンドンを設立し、”Londinium”と名付け、中世にはロンドン塔が建設、現在でも観光地として訪れる人々を惹きつけています。
近代ロンドンの歴史でもっとも重要な出来事の一つは、1666年の大火。
この火災は市の大部分を破壊しましたが、その後の再建期間中に多くの現在のランドマーク建築が生まれました。
19世紀の産業革命はロンドンを世界の商業と金融の中心地に押し上げ、都市は急速に拡大しました。
この時代には、今日のロンドンの風景を特徴づける多くの建造物や橋が建設されました。
例えば、1873年に完成したタワーブリッジや、時計塔のビッグ・ベンが含まれます。
また、ロンドンは文化の中心地でもあり、シェイクスピアが活動した16世紀から17世紀のエリザベス朝時代、ロンドンはドラマの中心地でした。
現在でも、その伝統はウェストエンドの劇場街を通じて継続されています。
このように、ロンドンの歴史と文化は非常に豊かで多様性に富んでおり、それが現在のロンドンの魅力的な都市文化の基盤となっています。
伝統料理
ロンドンは多様な文化の中心地であるため、世界中からさまざまな料理が集まっています。
特に、イギリスの代表的な料理である「フィッシュ&チップス」や「サンデーロースト」「ミートパイ」などが有名です。
これらの料理は、ロンドンの食文化の一部を形成しており、訪れた人々に英国の伝統的な味を体験する機会を提供しています。
人気の娯楽
ロンドンは多様な娯楽がある世界的な都市で、特にサッカーの中心地であり、アーセナルやチェルシー、トッテナムなどの世界的に有名なチームの本拠地です。
また、ウィンブルドンテニス選手権などの大規模なスポーツイベントも開催されています。
ロンドンは、ファッションの聖地でもあり、世界のトップブランドが集まるオックスフォード・ストリート、ユニークなお店が集まるコヴェント・ガーデン、個性的なマーケットが並ぶカムデン・タウンなど、ショッピングエリアが豊富です。
他にも、ブロードウェイと並ぶ世界の演劇の中心地で、常に様々なミュージカルや劇が上演されていたり、歴史的な建造物など多くの魅力があります。
ロンドンへ留学するメリット
以下では、ロンドンへ留学するメリットを紹介します。
- 本場の英語が学べる
- 多様な文化を持つ人との交流ができる
- 観光地が多い
本場の英語が学べる
ロンドンは英語の発祥地であるイギリスの首都です。
そのため、留学生は日常生活の中で英語を学び、使う機会に溢れています。授業だけでなく、ショッピング、交通手段の利用、友人との会話など、日々の生活すべてが英語学習の場となります。
また、高等教育機関は多くの留学生を受け入れており、英語での学術的な議論を経験することもできます。
多様な文化を持つ人との交流ができる
ロンドンは世界中から人々が集まる多文化都市です。世界各国からの留学生や、多様な背景を持つ地元の人々と交流することで、自分自身の視野を広げることができます。
友人やクラスメイトとの交流を通じて、異なる文化や価値観に触れることは、国際理解を深めるだけでなく、自己成長にもつながります。
観光地が多い
ロンドンは観光地が非常に多く、博物館、歴史的建築物、公園、劇場、市場など、見るべき場所が豊富です。
また、ロンドンは公共交通機関が発達しているため、ヨーロッパ各地へのアクセスも便利で、週末旅行やバケーションで他の都市や国を訪れることも容易です。
これらの経験は、生活を楽しみながら、歴史や芸術、文化について深く学ぶ機会となります。
ロンドンへ留学するデメリット
様々な魅力があるロンドンですが、いくつかデメリットになりえる点もあります。
以下では、ロンドンへ留学するデメリットを紹介します。
- 物価が高い
- 日本人が多い
- 天候が悪い日が多い
物価が高い
ロンドンはイギリスでも最も生活費が高い都市の一つであり、家賃、食費、交通費など生活全般のコストが高い点がデメリットです。
特に中心部では家賃が非常に高額で、食事や娯楽にかかる費用も侮れません。
そのため、留学生は予算計画をしっかりと立て、節約生活を心がけることが必要となります。
日本人が多い
ロンドンには日本人留学生が多く、これは一見良いことのように思えますが、デメリットにもなり得ます。
留学の目的が英語力の向上や異文化体験である場合、日本人留学生が多い環境は、英語を使う機会を減らし、英語学習の進行を阻害する可能性があります。
また、日本人コミュニティに頼りすぎると、現地の文化や生活習慣に溶け込む機会が少なくなる場合もあるため、積極的に現地の人や他国の留学生と交流することが重要です。
天候が悪い日が多い
ロンドンは「雨が多い都市」として知られています。
日照時間が少なく、雨が降る日も多いため、天候による影響を受けやすい活動が制限されることがあります。
また、冬は寒く、夏はあまり暑くならないため、四季の変化を感じにくい場合もあるため、四季に慣れている日本人にとっては馴染むのに時間がかかるかもしれません。
ロンドンの留学事情
以下では、ロンドンの留学事情について紹介します。
- 日本で留学している人の人数
- ロンドンに留学する方法
日本で留学している人の人数
2023年時点のロンドンに留学している日本人の具体的な人数は公表されていません。
ただし、2019年度の世界中からイギリスに留学している人の人数は約22万人とされており、その中でも日本人は約6千人とされています。
ちなみに、日本人が多く留学している国のランキングでイギリスは5位となっており、上位は「アメリカ」「オーストラリア」「カナダ」「韓国」です。
なお、上記でロンドンは日本人が多いと紹介しましたが、留学生だけでなく在住している人も含めると約7万人近くの日本人が住んでいるとされています。
ロンドンに留学する方法
ロンドンに留学する方法はいくつかありますが、初めての海外留学という方は留学エージェントの活用がおすすめです。
留学エージェントは、ロンドンの現地事情を知っているだけでなく、留学に必要な手続きなどのサポートも行ってくれます。
特に初めて留学へ行く方は不安な点も多くあるかと思うので、その場合は、気軽に留学エージェントを活用しましょう。
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ロンドンのおすすめ観光スポット
ロンドンには多くの魅力的な観光地がありますが、特におすすめのスポットを3つ紹介します。
- バッキンガム宮殿
- ビッグベン(エリザベス タワー)
- ロンドン塔
バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿は、イギリスの首都ロンドンに位置する、国王または女王の主要な公式居住地です。
バッキンガム宮殿は18世紀に建設され、初めは私邸として使用されていましたが、19世紀にジョージ4世によって大規模な改装が行われ、王宮としての役割を果たすようになりました。
宮殿内部は700以上の部屋があり、その中にはステートルーム(国賓を迎えるための部屋)、客室、食堂、事務所、劇場、ジム、スイミングプールなどが含まれています。
バッキンガム宮殿の最も有名な儀式の一つは「衛兵交代式」で、観光客の間で非常に人気があります。
毎年夏には一部の部屋が一般公開され、その壮麗な内装や美しい家具、国宝級の美術品が展示されていて、多くの観光客が訪れます。
ビッグベン(エリザベスタワー)
ビッグベンは、イギリスのロンドンにあるウェストミンスター宮殿の一部で、世界で最も有名な時計塔の一つとして知られています。
実際には、ビッグベンという名前は塔内の大きな鐘に付けられた愛称で、時計塔そのものは「エリザベスタワー」と呼ばれます。
この時計塔は、1859年に完成し、その高さは96メートル(315フィート)で時計自体は非常に精度が高く、ロンドンの象徴ともなっています。
ビッグベンの鐘は、その大きさと響きの良さから「大鐘」を意味するビッグベンという名前がつけられました。
鐘の重さは約13.5トンで、毎時の時間を告げる音は、ロンドン中に響き渡ります。
ビッグベンとエリザベス塔は、ロンドンの中心部に位置しており、テムズ川を見下ろす位置にあり、ロンドンを訪れる観光客にとっては、見逃せないランドマークの一つとなっています。
ロンドン塔
ロンドン塔(The Tower of London)は、イギリスの首都ロンドンに位置する歴史的建造物で、中世の城塞として始まり、その後王宮、財務庁、監獄、造幣局、武器庫、そして王冠宝石の保管庫としても使われてきました。
ロンドン塔の最も有名な部分は、ホワイト・タワーと呼ばれる中央の建物で、1078年にウィリアム征服王によって建設されました。
ホワイト・タワーはその名の通り白く塗られており、ロンドン市内で最も目立つランドマークの一つです。
ロンドン塔は現在、世界遺産に登録されており、毎年数百万人の観光客が訪れます。
中でも注目すべきは、英国王室の王冠などを含む王室宝物が展示されている点です。
ロンドンで英語を学んでみよう!
今回は、ロンドンの基本情報、ロンドン留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、ロンドン留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説しました。
イギリスの首都であるロンドンは、歴史と現代が混ざり合った独特な雰囲気が特徴で、世界的な遺産から最先端のアートまで、さまざまな魅力がある都市です。
また、スポーツやエンターテインメントなど多くの魅力もあります。
ロンドン留学を検討されている方は、今回の記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。