「マンチェスターへの留学って実際どうなの?」
「マンチェスター留学のメリット・デメリットが知りたい」
このように思われている方も多いのではないでしょうか。
イギリスのイングランド北西部に位置するマンチェスターは、サッカーや芸術、音楽、多様な文化、豊富な歴史など魅力あふれる都市で留学先としてもおすすめです。
ただし、初めて海外へ留学に行く方やオックスフォードがどのような場所なのかわからない方にとっては不安もありますよね。
そこで今回は、マンチェスターの基本情報、マンチェスター留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、マンチェスター留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説します。
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目次
マンチェスターの基本情報
マンチェスターは、イギリスのイングランド北西部に位置する都市で、大規模な商業施設、多様な文化、豊富な歴史を持つことで知られています。
この都市は特に、世界的に知られたサッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの本拠地として有名です。
また、マンチェスターは音楽の都市としても知られています。
多くの著名なバンドがここから生まれ、特に1980年代と1990年代には独特のマンチェスターサウンドが生まれ、さまざまなライブ会場や音楽フェスティバルが開催されています。
以下では、マンチェスターの基本情報について紹介します。
- 人口
- 歴史
- 伝統料理
- 人気の娯楽
人口
マンチェスターは、イングランドの北西部に位置する大都市で、人口は約55万人と推定されています(2023年現在)。
しかし、広域都市圏全体を考えると、約270万人が生活しており、イングランドで最も人口密度の高い地域の一つとなっています。
マンチェスターは、多様な文化を持つ多文化都市でもあり、多くの移民コミュニティが存在します。
歴史
マンチェスターの歴史は古く、ローマ帝国の時代にまでさかのぼり、ローマ人が紀元79年頃に砦として使用するために築いたとされています。
しかし、その後の数百年にわたってマンチェスターはあまり発展せず、中世にはまだ小さな町でした。
大きな変化が訪れたのは、産業革命時代。
18世紀後半から19世紀にかけて、マンチェスターは急速に成長し、テキスタイル産業、特に綿織物産業の中心地となり、製造業が盛んになりました。
この時期に、世界で初めて運河と鉄道が結ばれた地域でもあり、マンチェスターは製品の輸出入にとって重要なハブとなり、その結果、世界で最も重要な工業都市の1つとなりました。
しかし、20世紀に入ると、テキスタイル産業は衰退し、その影響でマンチェスターの経済も落ち込み、第二次世界大戦後、再開発、製造業からサービス業への転換が進められました。
20世紀後半から21世紀初頭にかけては、音楽の都市としての地位を確立し、他にもサッカーや芸術など様々な魅力があることから毎年多くの観光客が訪れる都市ています。
伝統料理
マンチェスターの伝統的な料理は、英国全体で見られるものと共通する点が多いですが、都市自体が持つユニークな特徴も反映しています。
まず最初に挙げられるのが「フィッシュ&チップス」です。
これはイギリス全土で極めて人気のある料理で、特にマンチェスターでは各店舗が独自のレシピで提供しています。
揚げた白身魚とフライドポテトを、ソースにつけて食べるのが一般的な食べ方です。
また、特にマンチェスターでは、ミートパイやチキンパイといった種類から、地元特有のステーキ&エールパイまで、幅広いバラエティのパイが楽しめます。
他にも、「ソーセージ」や「エッグズ・ベネディクト」は、マンチェスターで特に朝食やブランチとして好んで食べられます。
これらの料理はマンチェスターの食文化を象徴するもので、レストランやパブで容易に見つけることができます。
人気の娯楽
マンチェスターは、多彩な娯楽活動で知られており、訪れた人々を楽しませるためのさまざまなエンターテイメントがあります。
まず、マンチェスターは音楽の街としてよく知られており、オアシスやザ・スミスといった世界的に有名なバンドが生まれただけでなく、多くの一流のライブハウスやクラブがあり、音楽ファンはここで様々なジャンルのライブを楽しむことが可能です。
また、マンチェスターはスポーツ好きにとっての楽園で特に、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティという2つの世界的に有名なサッカークラブがあるため、この都市はサッカーファンにとって特に魅力的です。
さらに、芸術愛好家にとって、マンチェスターは多くの美術館やギャラリーがある素晴らしい都市です。
さまざまなジャンルの美術作品を鑑賞でき、定期的に開催されるアートフェスティバルや展示会で新しい作品を発見することもできます。
マンチェスターへ留学するメリット
以下では、マンチェスターへ留学するメリットを紹介します。
- 教育の質が高い
- 他の都市にアクセスしやすい
- サッカー観戦など多くのイベントが楽しめる
教育の質が高い
マンチェスターに留学するメリットは数多く、その中でも特に注目すべきは、教育の質の高さです。
マンチェスターには、マンチェスター大学を始めとする世界的に評価の高い大学が複数存在しています。
これらの大学はその研究の質や教育の質で常に世界のトップランキングに名を連ねており、学生支援にも力を入れているため、留学生にとって非常に魅力的な選択肢と言えます。
他の都市にアクセスしやすい
マンチェスターは、イギリス国内外の他の都市への交通アクセスが非常に優れています。
マンチェスターからは高速鉄道を利用してロンドンに2時間、リバプールやリーズには1時間で到達することができます。
さらに、マンチェスター国際空港からは、世界各地の主要都市への直行便が運行されています。
公共交通機関が発達しているため、近隣の都市へ簡単にアクセスでき、より留学が楽しいものとなるでしょう。
サッカー観戦など多くのイベントが楽しめる
マンチェスターは、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの本拠地であることで知られています。
両チームのホームスタジアム、オールド・トラッフォードとエティハドスタジアムは、観客を魅了する雄大なスタジアムで、試合日には熱気に満ちたエキサイティングな雰囲気を体験することができます。
また、マンチェスターはイギリスの音楽シーンでも中心的な役割を果たしており、多くのライブハウスやフェスティバルが開催されています。
そのため、サッカーだけでなく音楽やアートを愛する学生にとっても、マンチェスターは非常に魅力的な都市と言えます。
マンチェスターへ留学するデメリット
多くの魅力があるマンチェスターですが、いくつかデメリットも存在します。
以下では、マンチェスターへ留学するデメリットを紹介します。
- イギリス英語に慣れる必要がある
- 治安が悪いエリアがある
イギリス英語に慣れる必要がある
イギリス英語は、アメリカ英語と発音など異なる点が多々あります。
我々日本人は、基本的にアメリカ英語を習っているため、イギリス英語に慣れるまでは時間がかかる場合もあるでしょう。
特にマンチェスター地方のアクセント、マンクニアンは一部が特徴的で、慣れないと理解するのが困難です。
日常生活での会話や学業での学習、地元の人々との交流など、あらゆる場面で英語力が求められるため、マンチェスターでの生活や学習に適応するには一定の時間と努力が必要です。
治安が悪いエリアがある
都市部のどこでもそうですが、マンチェスターにも治安の良くない地域が存在します。
特に夜間は特定のエリアを避けるだけでなく、なるべく出歩かないようにしましょう。
また、個人的な財物に対する注意も必要で、貴重品を公共の場で見せびらかさない、バッグやポケットには常に手をつけておくなどの予防をしておくことも重要です。
マンチェスターの留学事情
以下では、マンチェスターの留学事情を紹介します。
- 日本で留学している人の人数
- マンチェスターに留学する方法
日本で留学している人の人数
2023年時点のマンチェスターに留学している日本人の具体的な人数は公表されていません。
世界中からイギリスに留学している人の人数は2019年には約22万人とされており、その中でも日本人は約6千人とされています。
留学人気国であるアメリカやオーストラリア、カナダなどと比較すると少なめであるため、日本人の少ない環境で英語学習をしたい方には最適の都市と言えるでしょう。
マンチェスターに留学する方法
マンチェスターへの留学は、留学エージェントを活用することがおすすめです。
留学エージェントは、マンチェスターに関する情報を正確に把握しているだけでなく、現地事情や私生活に関するアドバイスも行ってくれます。
また、マンチェスター留学に必要な手続きなどのサポートも行ってくれるため、初めて海外へ留学に行く方にとっては安心です。
そのため、留学初心者の方はもちろん、留学に不安のある方は留学エージェントを活用することをおすすめします。
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マンチェスターのおすすめ観光スポット
マンチェスターには多くの観光地がありますが、以下では特におすすめするスポットを3つ紹介します。
- マンチェスター博物館
- 国立サッカー博物館
- マンチェスター市庁舎
マンチェスター博物館
マンチェスター博物館は、イギリスのマンチェスターに位置する、自然史、人類学、考古学、世界の文化に焦点を当てた包括的な博物館です。
収蔵品は、化石や鉱石、生物学的標本から、古代エジプトの遺物、ローマ時代の遺物、ギリシャの芸術作品、アジアやアフリカの先住民族の芸術や工芸品まで、広範にわたります。
特に古代エジプトのコレクションや、、恐竜の骨格や巨大な鉱石、動物の剥製など、子供たちが興奮するような展示物も豊富に揃えています。
また、マンチェスター博物館の特徴は、入場料が無料な点。
無料開放は、知識と学習の機会を可能な限り多くの人々に提供するという、マンチェスター博物館のコミットメントを反映しています。
美しいゴシック復興様式の建物自体も見どころの1つで、その内部には美しく装飾された大理石の大階段や、壮大なガラス天井など多くの魅力があります。
国立サッカー博物館
マンチェスターの国立サッカー博物館は、サッカーを愛するすべての人々にとって、まさに楽園のような存在です。
博物館には、サッカーの歴史を年代順に辿ることができる展示があり、初期のルールや技術の進化、そしてサッカーが世界中に広まる様子を紹介しています。
また、多くの伝説的な選手やチームの記念品も展示されており、その中には名誉の殿堂入りした選手たちのユニフォームやサッカーボール、トロフィーなども見ることが可能です。
また、実際にサッカーを体験できるコーナーもあり、ゴールキーパーとしてパネルキックを防いだり、実際のプレーヤーとしての経験をシミュレートする仮想リアリティ体験など、視覚的な学習と経験的な学習を組み合わせて、サッカーの楽しさを伝えています。
また、マンチェスターという都市が、サッカークラブであるマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの本拠地であることから、地元のクラブや選手に関する展示も充実しています。
サッカーについての知識を深めるだけでなく、サッカーに対する情熱を感じることができる、マンチェスターの国立サッカー博物館は、サッカーファンには見逃せないスポットです。
マンチェスター市庁舎
1853年に竣工したマンチェスター市庁舎は、壮大なスケールと精巧なデザインが特徴的です。
市庁舎の内部には、大聖堂のような大階段、壮大な天井、豪華なシャンデリアが特徴的な大広間があり、また、壁画や彫刻、ステンドグラスなどの細部にも見逃せない芸術作品が随所に施されています。
また、市庁舎には歴史的な重要性もあり、過去に多くの重要な政治イベントや社会的な集会の場となってきました。
そのため、訪れると当時の歴史や文化を感じることができます。
さらに、市庁舎の周りには公園や広場が広がっており、市民や観光客がリラックスしたり、季節のイベントを楽しんだりするスペースとなっています。
例えば、冬にはクリスマスマーケットが開かれ、地元の食べ物やクラフト品を販売するブースが立ち並びます。
マンチェスター市庁舎は、その美しい建築と歴史的な背景から、観光客にとって見逃せないスポットです。
マンチェスターで英語を学んでみよう!
今回は、マンチェスターの基本情報、マンチェスター留学のメリット・デメリット、おすすめの観光スポットなど、マンチェスター留学を検討されている方が知っておくべき内容を解説しました。
イギリスのイングランド北西部に位置するマンチェスターは、多様な文化、豊富な歴史、芸術、音楽、サッカーなど多くの魅力がある都市です。
質の高い教育でも知られているため、世界中から留学生が集まっており、英語はもちろん、異文化理解にも繋がります。
マンチェスター留学を検討されている方は、今回の記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。