英語だとオノマトペはどんな風に表現するの?
日本語と英語で表現は違うの?
この記事を読んでいる皆さんはこんな疑問をもったことがあるのではないでしょうか。
日本では当たり前に使っているオノマトペが海外では通用するのか不安ですよね。
そこで今回は皆さんがよく使うであろうオノマトペの日本語と英語の表現をまとめてみました。
オノマトペをマスターして英語会話での表現の幅を広げましょう!
目次
そもそもオノマトペとは
そもそもオノマトペとはなんなのだろうという疑問にお答えします。
オノマトペとは擬音語や擬態語のことを指す英単語です。
ちなみにオノマトペは「Onomatopoeia」と書きます。
擬音語は自然の音や動物の鳴き声などの実際に音として耳に入ってきたものを文字にしているもので、擬態語は実際に出ている音ではなく視覚などの情報できるイメージを文字にしたものです。
擬音語で代表的なものは車が走るときの「ブンブン」や時計の針が動くときの「チクタク」が挙げられ、擬態語で代表的なものは桜が舞っているときの「ヒラヒラ」や物がきれいなときの「ピカピカ」などが挙げられます。
オノマトペは日本語と英語で違う?
基本的に日本語と英語でオノマトペは違う表現であることが多いです。
しかし同じようなものもいくつかあり、そのようなオノマトペは英語発祥でその後に日本語が真似をしたパターンが多いようです。
日本語と英語でオノマトペを比べるのも面白いのでぜひ比べてみてください。
人の音や感情のオノマトペ
それではまず、人から出る音や人の感情を表すオノマトペから紹介していきます。
人に関するオノマトペは会話の中で使う機会が多いとので覚えておいて損はないはずです!
ガツガツ
「カツ丼をガツガツ食べる」のような文で使われる人間が何かを食べるときに使われる「ガツガツ」はGobble(ガァブル)という英単語で表現されます。
ゲラゲラ
「ゲラゲラと笑う」のような文で使われる「ゲラゲラ」はGuffaw(ガァフォー) と表現されます
ブラブラ
「あてもなくブラブラ歩く」のような文で使われる「ブラブラ」はRamble(ランブル)と表現されます。
ガリガリ
「アイスをガリガリとかじる」のような文で使われる「ガリガリ」はGnaw(ノォー)と表現されます。
ドキドキ
「緊張しすぎてドキドキしてきた。」で使われている「ドキドキ」を表す英語は2パターンあり、Heart beating(ハート ビーティング)もしくはPitapat(ピーターパトゥ)で「ドキドキ」の意味になります。
ダラダラ
「夏休みなのにダラダラしている」のような文章で使われる「ダラダラ」は英語ではDillydally(ディリーダリー)と表現するようです。
ダラダラは海外発祥の擬態語と言われているため、日本語と発音が近く覚えやすいですね。
イライラ
「母は不機嫌でイライラしている」のような文章で使われる「イライラ」を英語に直すとIrritated(イラテェティド)となります。
こちらも日本語と少し似ているので覚えやすい単語ですね。
サクサク
「サクサクの揚げ物が食べたい」という文章で使われている「サクサク」を英語に直すとCrispy(クリスピー)になります。
某コンビニで売っているクリスピーチキンもこの「Crispy」からきているようです。
ゴクゴク
「ゴクゴクと水を飲む」という文章の「ゴクゴク」は英語だとGlug(グラァグ)という言葉で表されます。
なんとなく日本語と英語で語感が似ているので覚えやすいと思います。
ミシミシ
「古い床だからミシミシする」で出てくる「ミシミシ」は英語にするとCreak
(クリーク)と表されます。
トントン
「トントンと肩を叩く」という文章の「トントン」は英語でTap(タップ)です。
Tapという単語は馴染みがある方も多いので覚えやすいではないでしょうか?
動物・生き物のオノマトペ(擬音語)
続いては動物・生き物が発する鳴き声のオノマトペをご紹介します。
日本語と英語で表現が全く違うものが多く驚くと思いますのでぜひご覧ください!
犬の鳴き声
日本では犬の鳴き声は「ワンワン」ですが英語ではBowwow(バウワゥ)と表現します。
イメージとしては凶暴な犬の鳴き声のようなものでしょうか。
猫の鳴き声
猫の鳴き声は「ニャー」ですが一般的ですが、英語ではMeow(ミャオ)やMew(ミュー)と表現されます。
こちらは犬と違ってそこまで大きな差はありませんね。
カエルの鳴き声
カエルの鳴き声は「ゲコゲコ」が日本人のイメージですが、英語ではRibbit(ラビートゥ)となります。
カエルに関しては海外と日本で生息している種類の違いもあるのかもしれませんね。
牛の鳴き声
牛の鳴き声は日本では「モーモー」ですが、英語ではMoo(ムー)と表すそうです。
牛は日本語と英語ほぼ同じ表現ですね。
ニワトリの鳴き声
ニワトリは日本語では「コケコッコー」と鳴きますが、英語だとCock a doodle doo(カカドゥドゥルドゥ)と鳴くようです。
細かいところに違いはありますが言葉のリズム感などは同じなので覚えやすいと思います。
猛獣の鳴き声
ライオンやトラの鳴き声を日本語では「ガオー」と表現していますが、英語だとRoar(ロォー)と表現するようです。
自然の音のオノマトペ
次に雨や雷、火などの自然現象のオノマトペの英語表現を紹介します。
ザーザー
「ザーザーと雨が降っている」という文章で使われる「ザーザー」は英語でPour(ポール)と表現されます。
パチャパチャ
「水面を魚がはねてパチャパチャと音がした」で使われている「パチャパチャ」はSplash(スプラシュ)と表されます。
ジメジメ
「湿気が多くてジメジメしている」で出てくる「ジメジメ」はDamp(ダァンプ)と表現されます。
ちなみにジメジメは擬音語ではなく擬態語なので間違えないよう気をつけてください。
パチパチ
火が燃える音の「パチパチ」は英語だとCrackle(クラークル)になります。
またCrackleに陶器にヒビがはいるという意味もあるので覚えておくといいでしょう。
バリバリ
雷の「バリバリ」という音は英語でClap(クラップ)と表現されます。
Clapには拍手の意味やパチパチと音を立てる意味があるので、同じような意味で覚えてしまってもいいかもしれません。
ヒュー
ヒューと吹く風の音についてはWhizz(フィズ)と表現されるようです。
Whizzの別の意味でおしっこをするというものがあるので使う場合は十分に注意して使ってください。
ポキッ
木の枝が折れる音でポキッという擬音がありますがそれを英語で表現するとSnap(スナァプ)になります。
乗り物のオノマトペ
続いては車や飛行機などの乗り物のオノマトペを英語で表すとどうなるかについてご紹介します。
ブルルル
ブルルルという車などのエンジンが動く音を英語ではVroom(ヴルーム)と表現します。
こちらは日本語の表現に近いので覚えやすいですね!
キーッ
車などのブレーキを踏む「キィーッ」という音は英語でSqueal(スクウィール)と表現されるようです。
プップー
車のクラクションを鳴らしたときの「プップー」という音はBeep-beep(ビービープ)という英語表現です。
ブーン
飛行機の飛ぶ音は日本では「ブーン」と表現されますが英語ではZoom(ズーム)と表現するようです。
ガタンゴトン
電車は日本では「ガタンゴトン」と動くというイメージですが、海外ではClickety-clack(クリッケティクラック)という表現で表されます。
チリンチリン
自転車のベルといえば「チリンチリン」と鳴らすのが一般的ですが英語ではTinkle-tinkle(ティンクルティンクル) と表現されています。
擬態語まとめ
ここまでは擬音語のオノマトペを中心にご紹介してきました。
擬音語だけがオノマトペではないので、最後に擬態語をまとめて紹介していきます。
アツアツ
アツアツの食べ物などを表すときに英語ではPiping hot(パイピンホット)という言葉を使います。
ピカピカ
「ピカピカな机」で使われる「ピカピカ」は英語でShiny(シャイニー)と表されます。
ボサボサ
「ボサボサな髪」で使われる「ボサボサ」はSnaggy(スナギィ)と表されます。
ヒラヒラ
桜が散る際に「ヒラヒラ落ちる」という言葉を使いますが、英語ではFlutter(フラッター)といいます。
フワフワ
「フワフワのパンケーキ」という文章で使われている「フワフワ」は英語でFluffy(フラフィー)という言葉で表されるようです。
オノマトペを正しく覚えて英語表現スキルを高めよう!
今回は様々な種類のオノマトペを日本語と英語で比べて紹介しました。
日本の日常生活でオノマトペ(擬音語・擬態語)を使う機会は多いと思いますが、それは海外でも同じです。
今回の記事を参考にしてオノマトペを英語でマスターして英語表現の幅を広げていきましょう。
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