理解すると英語で言いたいとき、なんて言うか分からないことや、一通りの言い方しか知らないという方も多いのではないでしょうか。
英語で理解するという意味を表す言葉は意外と多いので、今回は、理解する、分かる、と言いたいときに使える単語や例文を紹介します。
ぜひ参考にして使ってみてください。
目次
理解するという意味を表す英語単語は主に7つ
理解すると言いたいときに使える主な英単語には以下の7つがあります。
- understand
- comprehend
- grasp
- get
- follow
- know
- see
英単語だけでも7つもの言い方があるというのは多いと感じる方もいるのではないでしょうか。
では今回は、それぞれの英単語の主な意味と使い方について例文付きで紹介します。
ぜひチェックしてみましょう。
understand
理解するという英語を考えたときunderstandが一番に出てくる人は多いと思います。
Understandはよく使われる英単語で、一番聞きなじみもありますよね。
主な意味としては、理解する、把握する、分かるというものがあり、気持ちや相手の言っていること、意味や理由を理解するという際によく使われます。
Understandは理解するというニュアンスであれば、全般的に使うことができる英単語です。
広く使われるので、確実に覚えておきましょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- I don’t understand the problem.
「私はその問題が分かりません。」 - I don’t understand what you mean.
「あなたのいっていることが分かりません。」 - I understand.
「ちゃんと理解しました。」
I understand.を使うときは、曖昧ではなく、しっかり把握した、と伝えたいときに使うので、ニュアンスには気をつけましょう。
comprehend
Comprehendはあまり聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
Comprehendも理解する、分かるという意味を表しますが、他にも含むという意味で使われることもあります。
また、understandに比べてかしこまった際に使うことが多く、より複雑な物事を理解するという場面で使われるため、あまり簡単に使うことがありません。
過程や物事に対して、明確に理解できているときに使いますが、否定文で使われることも多いです。
例文としては以下のようなものがあります。
- I can’t comprehend Korean.
「私は韓国語が分かりません。」 - I comprehend the need for money.
「私はお金の必要性を理解している。」
grasp
Graspは、把握する、理解する、分かるという意味以外にも、強くつかむ、飛びつく、しっかり捕まえる、抱きしめるという意味があります。
つかむという意味で使われることが多いので、理解するという意味も含んでいることを知らなかった方も多いのではないでしょうか。
Graspの意味する、理解する、把握する、にはよりはっきりという意味も込められていて、言葉単体や、文章を理解するという場面では使いません。
基本的には意味や重大なことに対して理解すると使うことができるので、understandよりも使える範囲は狭いです。
例文としては以下のようなものがあります。
- I can grasp your question.
「私はあなたの質問を理解できます。」 - He can’t grasp that.
「彼はそれを理解できていません。」
get
Getは多くの場面で耳にする単語でほとんどの方が使ったこともあると思います。
Getは基本的には、受け取る、手に入れる、得るという意味を表しますが、実は理解する、分かるという意味でも使うことができます。
ポイントをつかめる、というようなニュアンスで友人と話す際に使われることがほとんどです。
例文としては以下のようなものがあります。
- I get your idea.
「あなたの言いたいことは分かる。」 - I got it.
「わかりました。」
I got it.は会話中によく使われる英語表現であり、了解や任せてという意味を込めた返事で使うことができます。
カジュアルに使うフレーズなので、友人や親しい仲の相手に対して覚えておくと良いでしょう。
I get it.も使い方は基本的に同じですが、分かっているよというニュアンスを含みたいときにも使うことができ、微妙に違いがあるので気をつけましょう。
follow
Followは、ついていく、従うが主な意味ですが、分かる、理解するという意味でもよく使われます。
説明や、経緯について分かると伝えたいときに使うことが多く、例えば、勉強において行かれずについて行くといったニュアンスで想像すると分かりやすいですね。
また、followは何かを否定する際に使われることが多いです。
例文としては以下のようなものがあります。
- I don’t follow what you said.
「あなたのいっていることが分かりません。」
see
Seeは見る、見える、といった目でとらえるという意味で使われることが多い単語ですが、何か物事に対して、今分かったと伝えたいときにも使うことができます。
Seeで理解する、分かると伝えたいときは基本的に会話のなかで使われることが多いので、覚えておくと自然な会話もできるようになりますよ。
例文としては以下のようなものがあります。
- I see.
「わかった。」
I see.はよく使う英語表現なので耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
なるほど、そうなんだというニュアンスで使うことができるので、それまであまり理解できていなかった物事に対してや、今納得できた場合などに使われます。
友人などの親しい間柄でよく使う表現で、返事として万能です。
know
Knowは基本的に知る、知っている、という意味で使われる単語ですが、会話のなかで分かるという意味で使われることも多いです。
Knowはすでに分かっていることや自分の持っている知識に対して、分かるよと意味するので、場面に合わせて使いましょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- I know what you mean.
「わかるよ。」
I know what you mean.は、会話中に相手への同調として、(あなたの気持ち・言いたいこと)分かるよというように使います。
海外ドラマでもよく聞くフレーズなので気にしてみてみると、どのような場面で使うのか分かりやすいですよ。
以上で紹介した、分かる、理解するという単語は、他に主な意味がある場合も多いので、文脈を理解して使うようにしましょう。
英語で理解するという意味を表す主な熟語は3つ?
英語で理解するという意味の熟語もいくつかありますが、その中でもよく聞く熟語が以下の3つです。
- make sense
- find out
- figure out
ではそれぞれの具体的な意味や例文を紹介します。
make sense
make senseはアメリカ人が会話中によく使うフレーズで、合理的、道理にかなうという意味があり、簡単に分かる伝えたいときに使います。
例文としては以下のようなものがあります。
- that make sense.
「なるほど」
That make sense.は決まり文句として覚えておくと会話中に使いやすいので便利ですよ。
- does it make sense?
「いっていることが分かりますか?」
Does it make sense? はDo you understandより柔らかく使うことができますが、相手によっては少し失礼になることもあるので気をつけましょう。
find out
find outは見つけ出す、探し出す、調べるという意味で主に使いますが、分かると言いたいときにも良く使う表現で、understandやfigure outとも似ているので気をつけましょう。
また、find outは1つの答えしかないときにも使うことができます。
例文としては以下のようなものがあります。
- I found out what to do.
「私は何をすれば良いか分かりました。」
figure out
figure outは理解する、計算する、解決する、という意味がありますが、find outとは少し違い、考えて理解するというイメージで使うと考えましょう。
また、figure outでは複数の答えがあるときにも使うことができます。
例文としては以下のようなものがあります。
- I can’t figure out what you think.
「私はあなたが何を考えているか理解できない。」
まとめ
今回は、理解するという意味の英語について紹介しましたが、意外と表現の仕方が多く難しいと感じた方もいるのではないでしょうか。
今回は紹介しきれなかった英単語や、似たような意味で使える英単語もまだまだあるので、気になる方は調べてみましょう。
理解するという意味を英語で表したいときは最低限understandを覚えておくと安心ですね。