嬉しいと英語で伝えたいときhappy以外の英語が出てこない方や、かしこまった場面で嬉しいと伝えたい際に英語でなんて言えば良いか分からない方は多いのではないでしょうか。
英語で会話する際や文章を書く際に嬉しいと言いたいときは多いと思いますが、嬉しいという英語表現はhappy以外にも実はたくさんあります。
今回は嬉しいを意味する主な単語や、よく使うフレーズ、利用シーンに合わせた使い方、嬉しいと言われたときの答え方を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
嬉しいという意味の英単語は主に4つ!
嬉しいと伝える時に使える英単語は主に以下の4つがあります。
- happy
- glad
- pleased
- delighted
ではそれぞれの特徴や違い、ニュアンスや使うシーンについて詳しく紹介します。
happy
「happy」は、「嬉しい」や「幸せ」を表現するときによく使われる単語で、嬉しい気持ちを伝えるとき全般で使えるので覚えておくと便利です。
「happy」は理由を一緒に話す必要もないため、嬉しいと感じた時に気軽に使うことができ、仲の良い友人相手に対してよく耳にする単語です。
テンションが高くなっているときに使うことが多く、少し子どもっぽい印象を持たれることもあるので、落ち着いている場所やビジネスシーンでは他の言い回しをするようにしましょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- I am so happy! I could cry!
「嬉しすぎて泣きそう!」
「I could cry!」は単体でも嬉しいと表すことができるフレーズですが、「I am happy.」に繋げて使うことで、より嬉しい気持ちを伝えることができます。
- happy birthday!
「お誕生日おめでとう!(あなたのお誕生日は私にとっても嬉しいです。)」
このフレーズはみなさんよく知っていると思いますが、「birthday」の部分は色々な単語に置き換えて使用できるので、記念日などには覚えておくと良いでしょう。
- I’m happy to meet you.
「あなたに会えて嬉しいです。」
他の「嬉しい」の単語よりも軽い雰囲気で使うことができるので、友人や知人相手におすすめのフレーズです。
glad
「glad」も「嬉しい」を表現する際に使われますが、「happy」に比べて少し丁寧なのでビジネスシーンでも使うことができます。
「glad」を使うときは、ただ気持ちを表現するのではなく、何か嬉しい理由をつけて話すときに使うので、友人同士で気軽に使うような雰囲気ではありません。
理由を付けることでより気持ちを伝えることができるので、友人相手であれば、すこしあらたまった雰囲気や、真面目に話すときに使えます。
例文としては以下のようなものがあります。
- I’m glad to be here.
「ここにいれて嬉しいです。」
このように理由の前に使うので、「I’m glad to~」という表現は覚えておくと便利でしょう。
- I’m glad to meet you.
「あなたにお会いできて嬉しいです。」
「happy」に比べて少し丁寧な表現になるので、先輩や初対面の方にも使うことができます。
pleased
「pleased」は直訳すると「喜ばせる」「満足させる」ですが、より丁寧に「嬉しい」と表すシーンにおいてよく使われます。
「happy」や「glad」よりも丁寧でかしこまっている単語なので、目上の方や堅いシーン、ビジネスシーンなどでも使うことができます。
その場の雰囲気や、出来事、状況に合わせて使うようにしましょう。
友人同士で話している時や、雑談のような際には使うことがあまりないので気をつけましょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- I’m pleased to hear the news.
「その話を聞いて私は嬉しいです。」 - I’m pleased to meet you.
「あなたにお会いできて光栄です。」
「happy」や「glad」を使った場合に比べてより丁寧に伝えることができるので、大事な場面や上司に対してはこのフレーズで覚えておきましょう。
delighted
「delighted」は、「happy」、「glad」、「pleased」の中でも1番嬉しいという気持ちを伝えることのできる単語です。
「とても嬉しい」、「本当に嬉しい」という際だけでなく、「happy」よりも丁寧に使うこともできるので、少しかしこまっている時にも便利な単語です。
「delighted」=「very happy」と覚えておくとイメージしやすいでしょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- I’m delighted to give a speech.
「スピーチすることは本当に嬉しいです。」 - I’m delighted to meet you.
「あなたにお会いできて本当に嬉しいです。」
このように本当に喜んでいる気持ちを含みながらも丁寧な場面で使うことができるので、ビジネスシーンや目上の方に対して、心から気持ちを伝えたいときに覚えておきましょう。
また、初対面の場合は「meet」、二回目以降の場合は「see」を使うので、再会の場面などで相手に失礼にならないように気をつけましょう。
嬉しいを意味する英語表現3選!
では、嬉しいと伝える際に使えるフレーズや英語表現を3つ紹介します。
それぞれ使える場面が多いのでぜひ覚えておきましょう。
- Yes! /Great! /Fantastic!
- the good news.
- that made my day.
Yes! /Great! /Fantastic!
「Yes! /Great! /Fantastic! 」は「素晴らしい!よし!」という気持ちを伝えたいときに使える表現で、友人同士の会話やスポーツ観戦などでも良く耳にします。
一言で簡単に気持ちを表すことができ、単語自体は難しくなく知っている方がほとんどだと思うので、「嬉しい」ということを表すこともできると覚えておくと便利ですね。
とても盛り上がっている時によく使う表現なので、日常生活で普段の会話から使うことはあまりありません。
丁寧な表現ではないので、使う場所や相手に気をつけましょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- sports commentary: Scored a goal!
「シュートが決まった!」
Audience: Yes!!
「よし!!」
the good news.
「the good news.」は「嬉しいお知らせ」という意味で、良いことがあった際や、嬉しいときによく使われるフレーズです。
何か良いことがあったときに、友人や親に報告することも多いと思いますが、そのような場面で使うことができ、自分が嬉しい気持ちだと言うことも十分に相手に伝えることができます。
映画やドラマでもよく出てくる言い回しには「良いお知らせと悪いお知らせがある」という台詞があり、「bad news」「悪いお知らせ」と一緒に覚えておくと、英語の映画を観る際なども面白いですね。
例文としては以下のようなものがあります。
- I have good news for you.
「あなたに良いお知らせがあるの!」 - There are good news and bad news.
「良いお知らせと悪いお知らせがあります。」
that made my day.
「that made my day.」は直訳すると私の1日を作ったとなりますが、意味することは「良い1日になりました。」「良い1日になって嬉しいです。」となります。
1日を通して、嬉しいという気持ちを伝えることができるので、1日誰かと一緒に過ごしたときや、特別なことがあった際に使えるフレーズなので覚えておきましょう。
友人にも先輩にも使えるので、1日のお礼や、わかれるときの挨拶としても使える便利な言葉です。
例文としては以下のようなものがあります。
- You made my day.
「あなたのおかげで良い1日になりました。」
嬉しいという気持ちを伝えるフレーズに関連して、英語で大好きと伝えるフレーズを以下の記事で紹介しているので気になる方はぜひみてみてください。
英語で大好きを伝えるフレーズ20選であなたの気持ちを伝えよう!
こちらこそと言いたいときに使える英語表現は?
相手から嬉しい気持ちを伝えられた際や、自分も同じ気持ちを伝えたい際になんて返せば良いか悩んでしまいますよね。
今回は、「こちらこそ」と言いたいときに使える便利なフレーズを2つ紹介します。
- you too!
- likewise.
you too!
「you too!」は仲の良い友人相手に対して、「私も!」「こちらこそ!」と返す際によく使うフレーズです。
あまりかしこまっている表現ではないので、目上の方や、大事な場面では使わないようにしましょう。
また、ここで注意して欲しいのが、「me too」との使い分けです。
共感するときに「me too」を使っている方も多いと思いますが、「me too」は相手の内容に対して完全に同感している際に使うので、使い方を間違えるとよく分からない意味になってしまいます。
相手の言葉に対して同感する時は基本的に「you too」を使うので、頭に入れておきましょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- A: You made my day!
「あなたのおかげで良い1日になりました!」
B: You too!
「こちらこそ!」
ここで「me too」を使ってしまうと、「私も、私のおかげで良い1日になりました。」という意味になってしまうので注意が必要です。
likewise.
「likewise.」も「you too!」と同じように、同感する際に使うことのできるフレーズで、「私も〇〇です。」「こちらこそ」という意味です。
「you too」よりも丁寧な場面や、かしこまった際に使うことができるので、目上の方やビジネスシーンでも使うことができます。
友人だけでなくフォーマルに使うこともできるので、「こちらこそ」と伝えたい際には「likewise」を覚えておくと便利でしょう。
例文としては以下のようなものがあります。
- A: I’m glad to meet you.
「あなたにお会いできて嬉しいです。」
B: Likewise.
「私もお会いできて嬉しいです。」
以下の記事では、オンライン英会話以外でも使える最後の挨拶について紹介しているので、会話の終わりに困った際の参考にしてみてください。
【例文あり】オンライン英会話の最後の挨拶で使えるフレーズを紹介!
まとめ
今回は、嬉しいという意味を表す英語表現を紹介しましたが、どれも少しニュアンスが違うので、使う場面や相手、状況をよくみて使い分けることが大切です。