「毎月のスマホの通信量が100GB以上、格安SIMに乗り換えて料金を抑えたいけど格安SIMって大容量プランでも安くなるの?」「各格安SIM会社の大容量プランはどんな特徴があるの?」と格安SIMへの乗り換えに迷っている人はいませんか。
格安SIMは、料金を抑えて利用することができるけど、通信速度や安定性に欠けていて月の通信量が少ないと思っている人が多くいますが、それは誤りです。
もちろん、月の通信量が少ないほどスマホ代は安くなりますが、しっかりと格安SIM会社を選ぶことで月100GBでも安く利用することができます。
そこで今回この記事では、大容量プランがある格安SIM7社を徹底比較します。
大容量プランがある格安SIM7選!各SIMの容量と料金を解説
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100GB以上の大容量プランがあるおすすめの格安SIM4選
100GB以上の大容量プランがあるおすすめの格安SIMは下記の4社です。
- FUJISIM
- LinksMate
- モナWi-Fi
- w/WiFi
コロナウィルス対策や緊急事態宣言で、オフィスワークでなくリモート勤務をする企業も増え、そのため自前のスマホで大容量のデータをよくやり取りするようになりました。
今まで使っていた容量では制限がかかって業務に支障をきたしてしまう恐れがあります。
各格安SIM会社の大容量プランの特徴を詳しく見ていきましょう。
格安SIMとは何?大手キャリアとの6つの違いと契約時に確認するべき3つのポイントを解説
FUJISIM
ソフトバンクの回線を利用して3,900円で月100GB利用することができるプランがあります。
大容量プランとしては、とてもリーズナブルな料金設定です。
また、「デポコミコース」を利用することで500円割り引きされ3,400円でスマホを利用することができます。
「デポコミコース」は、FUJISIMを契約する際にデポジット料金として5,500円を一時的に預けることで毎月のスマホ代から500円を割引してもらえるコースです。
もちろんデポジットとして預けているのでデポコミ期間(12カ月)終了後には5,500円は全額返ってきます。
お金を預けておくだけで、毎月のスマホ代を割引してもらえるお得なプランです。
プラン名 | 料金 | 通信速度 | 通信回線 |
---|---|---|---|
SIM100ギガプラン | 3,900円 | 上り37.5Mbps下り187.5Mbps | ソフトバンク |
SIM100ギガプラン(デポコミコース) | 3,400円 | 上り37.5Mbps下り187.5Mbps | ソフトバンク |
SIM100ギガプラン(法人コース) | 3,400円 | 上り37.5Mbps下り187.5Mbps | ソフトバンク |
途中で契約プランを変更することも出来ますが、その場合はデポジット料金が返金されないので注意してください。
LinksMate
今回紹介する格安SIMの中で最も、大容量の通信プランがあるのがLinksMateです。
最大通信容量は、1TBです。
スマホで1TBを使うのはよほどのことがない限りは不可能です。
そのため、絶対に通信容量を迎えることはないと言い換えることができます。
スマホでオンラインゲームをやるゲーマーでも通信量を気にすることなく楽しむことができる格安SIMです。
ただし、他の格安SIMと比べて料金設定が高額なので利用時はお財布と相談が必要です。
通信量 | 料金 | 通信速度 | 通信回線 |
---|---|---|---|
100GB | 7,953円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
140GB | 9,933円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
200GB | 12,903円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
300GB | 17,875円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
400GB | 22,550円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
600GB | 31,900円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
800GB | 40,700円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
1TB | 49,500円 | 下り最大988Mbps 上り最大131.3Mbps |
ドコモ |
モナWi-Fi
モナWi-Fiは格安SIMだけでなくルーター付きのセットプランがある格安SIMです。
SIMのみの100ギガプランは3,500円から利用することができます。
またすでに新規受付が終了してしまっていますが「裏モナSIMプラン」として100GBの3倍の300GBの超超大容量プランもあります。
月の通信量が多い人に寄り添ったサービスを展開している格安SIM会社です。
SIMカードも「標準SIM」・「microSIM」・「nanoSIM」と全ての大きさを扱っているので、SIMフリーのスマホであればどのスマホでも利用することができます。(※動作確認済み端末かの確認は必須。)
モナSIMはSMSに対応しておらず、誤って送信をしてしまうと賠償金として5,000円の請求があるので利用時は注意が必要です。
プラン名 | 料金 | 通信速度 | 通信回線 |
---|---|---|---|
モナSIMプラン | 3,500円 | 上り37.5Mbps下り187.5Mbps | ソフトバンク |
w/WiFi
利用料制限や最低利用期間としての契約期間の縛りがないため、不必要なタイミングや自分に合わないと判断できたタイミングで、違約金なく解約することができます。
筆者が確認したところSIMプランは現在在庫がなく申し込みを一時停止していました。
このことからも人気の高い格安SIMであることがわかります。
「標準SIM」・「microSIM」・「nanoSIM」すべてに対応しているため、お使いのスマホでも格安SIMを差し替えるだけですぐに利用することができます。
プラン名 | 料金 | 通信速度 | 通信回線 |
---|---|---|---|
100GBSIMプラン | 3,480円 | 上り37.5Mbps下り187.5Mbps | ソフトバンク |
100GB以上の大容量プラン格安SIMを利用する際の注意点
100GB以上の大容量プラン格安SIMを利用する際の注意点は下記の2つです。
- 格安SIMの魅力が半減してしまう
- 大容量プランは通信速度が遅い場合が多い
それぞれを詳しく見ていきましょう。
格安SIMを使わない7つの理由|大手キャリアから乗り換えしないわけを徹底解説
格安SIMの魅力が半減してしまう
格安SIMは、月の通信量が少なければ少ないほどスマホ代を安くすることができます。
そのため、大容量プランで格安SIMを契約すると月のスマホ代が高くなってしまいます。
もちろん、大手キャリアよりは料金を抑えて利用できますが、格安SIMとしては高額になってしまう傾向があります。
そのため、料金を抑えたという目的での格安SIMへの乗り換えの場合は、思ったよりも安くならないと格安SIMの魅力が半減してしまう可能性があります。
大容量プランは通信速度が遅い場合が多い
格安SIMは、大手キャリアから通信回線を借りてサービスを展開しているので通信速度が遅いです。
しかも大容量プランの場合は通信回線の利用が多いため、格安SIM会社ごとに異なる一定のラインを超えた場合は通信速度に制限がかかる場合があります。
せっかく大容量プランで契約しても通信速度が遅ければ意味がないです。
そのため、契約する格安SIM会社選びには注意が必要です。
大容量プランの格安SIMでよくある質問Q&A
大容量プランの格安SIMでよくある質問をまとめました。
初めて格安SIMを使う人や、大容量プランで契約をしたことがない人は事前に知っておくべきことなのでしっかりと確認してください。
契約後に乗り換えに失敗したと思ってしまう人もいるので後悔しないためにも不明点や疑問点は事前に解決しておくようにしましょう。
テザリングは可能?
格安SIMカードによってテザリング可能・不可能はなく利用している端末がiPhoneかAndroidによって回答がかわります。
また、全ての格安SIMがテザリングの動作確認済みではないので格安SIMによっては誤作動を起こし正しくテザリングできないことがあるので注意が必要です。
格安SIMで大容量プランを一つ契約して複数端末で利用することを考えている人は、格安SIMではなくルーターを導入する選択肢を選ぶことをおすすめします。
データ繰越は可能?
データ繰越は不可能です。
そもそも、大容量プランを契約している場合は、データの繰越を心配する必要はあまりありません。
データ繰越は、低用量プランを契約している人が無駄なく通信量を使えるようにするサービスなので毎月多くの通信量を必要とする人は心配する必要がありません。
大容量プランだと使える回線は限られるの?
格安SIMが大手キャリアと複数のMVNO契約をしていれば利用できる回線は限られません。
ただし今回紹介した4社の内3社はソフトバンクで残りの1社がドコモで、100GB以下の大容量プランの場合もソフトバンク回線の格安SIMが多いため、使える回線としてはソフトバンクになる可能性が高いです。
ドコモ・auの通信回線を利用したい人は、格安SIMで大容量プランを利用するのは難しい現状となっています。
100GBってどれくらい?
100GBでできるのは下記のことです。
外出時はモバイル通信・家に居る時はWi-Fiと併用をしている人であれば、1か月間何不自由なくスマホを利用することができる量です。
繰り返し見る動画や音楽はストリーミング再生ではなく端末にダウンロードしておくことで通信量がかからずに楽しむことができます。
項目 | 通信可能量 |
---|---|
YouTube | 75時間 |
Apple Music | 10,000曲 |
ビデオ通話 | 300時間 |
【まとめ】最安で100GB以上の大容量プランが使えるのはw/WiFi
今回紹介した4社の中で最安で100GBの大容量プランが使える格安SIMはw/WiFiでした。
ただし、格安SIMは大容量プランであればあるほど料金が高額になる傾向があるので、通信量が多いプランでとりあえず契約するのではなく、自分が月にどれくらいの通信量を必要としているのかを考え、それにあったプランで契約をすることが大切です。
月に10GBしか使わないのに100GBの契約をしても料金が高いだけでもったいないです。