「データシェアできる格安SIMはあるの?」「データシェアを格安SIMでやれば料金は安くなる?」と格安SIMへの乗り換えを考えている人はいませんか?
家族や友人とデータシェアをすることができれば、月によって必要な通信量がバラバラでも臨機応変に対応することができます。
結論を言うと、格安SIMは、様々な料金プランを設けているためプランやオプションを選ぶことでデータシェアとして利用することが可能です。
そこで今回この記事では、データシェアできるおすすめの格安SIM4社とデータシェアを利用するメリットについて解説します。
【最新版】格安SIMおすすめランキング!人気11社の料金・速度・通信量を徹底比較
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データシェアできるおすすめの格安SIM4選
データシェアできるおすすめの格安SIMは下記の4社です。
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- mineo
格安SIM会社ごとに料金やルールが違うのでしっかりと確認していきましょう。
OCNモバイルONE
おすすめのポイント
- 最大5枚のSIMカード発行可能
- 全ての大きさののSIMカードに対応可能
- 新規契約時に5枚申し込み可能
OCNモバイルONEは最大で5枚まで同一回線でSIMカードを発行することができる格安SIMです。
基本料金と通信量は下記の通りです。
通信量 | 料金 |
---|---|
1GB | 700円 |
3GB | 900円 |
6GB | 1,200円 |
10GB | 1,600円 |
SIMカードを1枚追加するごとに別途料金がかかります。
追加するSIMカードの種類と料金は下記の表の通りです。
音声対応SIMカード | 1,000円(税抜)/枚 (容量シェアSIM料金400円+SIMカード利用料600円) |
---|---|
SMS対応SIMカード | 520円(税抜)/枚 (容量シェアSIM料金400円+SIMカード利用料120円) |
データ通信専用SIMカード | 400円(税抜)/枚 (容量シェアSIM料金400円+SIMカード利用料0円) |
SIMカードを追加する場合は、OCNマイページから申込をすることができます。
OCNモバイルONEの容量シェアでSIMを追加!複数端末の利用をお得にする方法
イオンモバイル
おすすめのポイント
- 最大5枚のSIMカード発行可能
- 1GB刻みの料金プランがある
- 4枚目以降は発行手数料が安くなる
SIMカードに追加にかかる費用は次の通りです。
追加SIMカード枚数 | 料金 |
1枚目 | 3,300円 |
2枚目 | 3,300円 |
3枚目 | 220円 |
4枚目 | 220円 |
価格は全て税込み
ただし、データシェアプランに対応しているSIMカードは、音声通話機能付きのSIMのみなので利用する際は注意が必要です。
追加できるSIMカードは下記の4つです。
- 音声SIM(新規番号発番による追加)
- 音声SIM(MNPによる追加)
- データSIM
- SMS付きデータSIM
必要に応じて好きなSIMカードを追加で発行することができます。
IIJmio
おすすめのポイント
- 家族でデータシェア可能
- 複数機能でデータシェア可能
- シェアグループを複数作れる
ファミリーシェアプランなら追加SIMカード2枚目までは追加料金がかかりません。
30GBの大容量プランもあり、5人家族でも十分にスマホを利用することが可能です。
発行可能なSIMカードは、音声通話機能付きSIMカード・データ通信専用SIMカードとSMSカードとどのSIMカードでも発行することが可能です。
また、家族の中でもシェアグループを分けて作ることができるので親だけのグループ・子供だけのグループに設定することができます。
BIGLOBEモバイル
おすすめのポイント
- 余った通信量は翌月に繰り越し可能
- ドコモとソフトバンクの回線から利用回線を選ぶことができる
- SIMカード毎に通信量を決めることができる
家族でデータシェアをしていても使い切れなかった場合は、翌月に通信量を繰り越すことができます。
また、ドコモとソフトバンクの2回線から利用することができる通信回線を選ぶことができます。
最大の特徴は、SIMカード毎に利用可能な通信量を定めることができる点です。
お父さんのSIMカードは5GBまで、お母さんのSIMカードは7GBまで、長男は4GBまでとだれが何GB利用するかを定めることができます。
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mineo
おすすめのポイント
- 2か月通信量を繰り越すことができる
- パケットシェアメンバーを登録すれば誰とでもシェアできる
- 最大10回シェア可能
mineoはここまで紹介してきたデータシェアと異なり、パケットシェアメンバーとして登録した人にパケットをシェアすることができます。
シェアしてもらったパケットは、優先的に消費されるのでシェアしてもらったのに使わなかったなんてことにはなりません。
最大で10回/月にデータをシェアしてもらうことができるので、急に通信容量が必要になっても対応することが可能です。
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データシェアを利用するメリット
格安SIMのデータシェアを利用するメリットは下記の3つです。
- 料金をまとめて支払うことができる
- 月にかかるスマホ代が安くなる
- SIMカードを後から追加することができる
料金に関することとSIMカードを追加できるタイミングが大きなメリットです。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
料金をまとめて支払うことができる
スマホ代をまとめてしはらうことができます。
バラバラな契約をしている場合は、様々なところから料金が引き落とされたりするため口座管理が億劫に感じてしまう人は多いです。
特に、キャリアや格安SIMごとに料金の支払い口座を別にしている場合は、スマホ代を毎月入金したりしなければなりません。
データシェアであれば複数のSIMカードを利用しても支払いは1つだけなので支払いを簡単に管理することができます。
月にかかるスマホ代が安くなる
別々の回線で格安SIMを契約しているよりも、1つの回線で複数のSIMカードを管理した方が料金を安くすることができます。
1つのSIMカードで複数回線を利用する際は、最初にSIMカードの発行手数料がかかりますが、それ以降は基本料金などなくスマホを利用することが可能です。
そのため4人暮らしの家族であれば、支払う必要があれば1台分だけで、他の3台分の基本料金を支払う必要はありません。
SIMカードを後から追加することができる
追加のSIMカードが必要になったタイミングで追加することができます。
契約する際に追加のSIMカードを申請することはもちろんできますが、後から追加のSIMカードが必要になった際に月に1度だけ自分の好きなタイミングで追加することができます。
子供が成長した際や大手キャリアから乗り換える際に、新規契約することなく既存の回線を利用してSIMカードを追加することが可能です。
データシェアできる格安SIMのよくある質問Q&A
データシェアできる格安SIMのよくある質問をまとめてみました。
格安SIMに乗り換えても、自分の思った通りにデータシェアすることができない場合、後悔してしまうこともあるので事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、データシェアは格安SIM会社ごとに大きく違うのは忘れないようにしなければなりません。
何回線まで利用できる?
格安SIM会社ごとに違います。
5枚までSIMカードを発行することができる格安SIM会社が多いです。
発行にかかる手数料が異なるので新たに追加する際は注意が必要です。
名義人はバラバラでも契約できる?
名義人がバラバラでは契約することができません。
SIMはクレジットカードでの支払いを求めることが多く、クレジットカードの名義人とスマホ利用者の名義を同一にする必要があるためです。
そのため家族で利用する場合はお父さん・お母さんを名義人として、SIMカードを追加で発行して利用するようにしましょう。
速度制限はあるの?
データシェアの格安SIMカードは、速度制限があります。
契約しているプランによって、速度制限に引っかかることなく利用することができる通信量は異なりますが、既定量を超えた場合は低速通信に切り替わります。
SIMカード毎、利用可能な通信量を定めることはできないので、データシェアしているSIMカードは1つが速度制限になると、すべて速度制限になってしまいます。
データシェア可能な格安SIM会社を利用しよう
ここまでデータシェア可能な格安SIM会社とその特徴を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
格安SIMでデータシェアを利用することで、料金を抑えて家族でスマホを利用することができます。
各格安SIM会社によって料金プランやデータシェアのルールが異なりますが、お得にスマホを使えるので、ぜひこの機会に乗り換えましょう。