DTI SIMは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営する格安SIMです。
大手キャリアからnuroモバイルに乗り換えをするかどうかの判断材料の一つに通信速度の速さがあります。
月々のスマホ代を安くすることができる格安SIMですが、インターネットを快適に利用できないならば乗り換えに抵抗がある人が多くいます。
そこで今回この記事では、nuroモバイルの通信速度はどうなのかを口コミと筆者の私が実際に計測した結果から紹介します。
nuroモバイルへの乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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※本ページにはPRが含まれます。
DTI SIMの通信速度
DTI SIMは大手キャリアと変わらない通信速度を誇っており、格安SIMの中でも通信速度が最も速い部類に含まれています。
通信速度を比較する際の数値として伝達時間を表す平均Ping値があります。
一般的な平均Ping値は、36~50㎳と言われていますが、DTI SIMは45.57㎳という結果をだしています。
大手キャリア・格安SIM | 下り | 上り | ing |
---|---|---|---|
ドコモ | 117.34Mbps | 15.23Mbps | 58.22㎳ |
au | 108.22Mbps | 14.77Mbps | 53.61㎳ |
ソフトバンク | 87.08Mbps | 13.97Mbps | 40.23㎳ |
DTI SIM | 41.13Mbps | 8.22Mbps | 45.57㎳ |
下り上りの通信速度を比較するとやはり大手キャリアは、格安SIMよりも通信速度が速いことが良く分かります。
しかし、ソフトバンクとDTI SIMを比較したところ、Ping値は買っています。
そのためDTI SIMは通信速度が、いかに優秀かを如実に表しています。
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容量プラン
DTI SIMの容量プランでは下記の表のとおり4つの容量プランが設けられています。
容量プラン | 料金(音声通話機能付き) | 料金(SMS機能付き) | 料金(データ専用) |
---|---|---|---|
1GB | 1,320円 | 825円 | 660円 |
3GB | 1,639円 | 1,089円 | 924円 |
5GB | 2,112円 | 1,507円 | 1,342円 |
10GB | 3,080円 | 2,475円 | 2,310円 |
上記の4プランであれば、通信速度は同じで既定の容量まで通信をすることができます。
ただし、既定の通信容量を超えてインターネットを利用する場合は、速度制限がかかってしまい、低速通信になってしまいます。
低速通信中の通信速度は、200kbpsです。
200kbpsでは、LINEなどの無料通信アプリを快適に利用することもできない通信速度で。
テキストデータだけのやり取りにも時間がかかるので、このまま利用することはとても難しいです。
データリチャージをするか、Wi-Fiなどを利用してモバイル通信以外の通信を行わなければインターネットを利用するには時間がかかってしまいます。
毎日使い切りプラン
DTI SIMには、「毎日1.4ギガ使い切り」プランがあります。
毎日1.4ギガ使い切りプランで契約することで、1か月間毎日1.4GBまで利用することができます。
月にすると約42GBです。
プラン名 | 料金(音声通話機能付き) | 料金(SMS機能付き) | 料金(データ専用) |
---|---|---|---|
毎日1.4ギガ使い切り | 3,190円 | 2,585円 | 2,420円 |
音声通話機能付き・SMS機能付き・データ専用の3種類のSIM全てで利用できる契約プランのため、データ通信だけの人でなく、電話も利用することができます。
毎日1.4ギガ使い切りプランは、日付が変わった午前0時から翌午後11時59分までの間1.4ギガまで高速回線で通信を利用することができます。
ただし、1.4GBを超えて通信を行う場合は、通信速度最大200Kbpsまで制限されてしまいます。
通信制限は午後11時59分までで、0時を過ぎると通信容量が回復して再度1.4GBまで利用することができます。
使いすぎてしまった場合でも、料金は変わらないので、月の後半になると通信容量が足りなくなってしまうという人でも、毎日1.4GBまでは利用できる契約プランです。
DTI SIM利用者の声
DTI SIM利用者の声をまとめてみました。
DTI SIMは、料金を抑えて利用することができるだけでなく大手キャリアと同様にインターネットを快適に利用することができるという声が多くありました。
実際に利用している人の声を参考にすることで、自分の手で操作したことがないものでも乗り換えをする際の参考にすることができます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
DTI SIM利用者の声①お昼以外は速い
31歳 女性 Sさん
お昼の時間は通信速度が遅くなるけど、それ以外は通信速度が速い
DTI SIMだけでなく、格安SIMはお昼の時間帯は、インターネット利用者が増えるため通信速度が遅くなります。
大手キャリアでは、考えられないくらいお昼だけインターネットの通信速度が遅くなってしまい、場合によってはLINEやメールなどのテキストデータだけでも送信するのに時間がかかってしまう場合があります。
格安SIMは利用する時間や場所によって通信速度が大きく変わってしまうので、
DTI SIM利用者の声②大手キャリアと変わらない
27歳 女性 Mさん
ソフトバンクから乗り換えをしたけど大きな違いなく快適に利用できる
DTI SIMの通信速度で解説したとおり、大手キャリアと大きな違いなく快適にインターネットを利用することができるのがDTI SIMの強みです。
通信速度を比較する際の目安となる、Ping値だけを見るとDTI SIMはソフトバンクよりも通信速度が速いです。
ただし、インターネットを利用する場所や時間によって、通信速度は大きな違いがあるのでPing値を見て乗り換えを考えた人は、参考程度にするようにしましょう。
DTI SIM利用者の声③nuro光の方が速い
24歳 女性 Aさん
nuro光は速いけどnuroモバイルは遅いな。同じ会社なのか疑うレベル
nuroモバイルの親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズは格安SIMだけでなく、nuro光としてインターネットサービスプロバイダ事業を展開しています。
そのため、nuro光と同じ通信速度をnuroモバイルでも提供できると思っている人がいますが、nuro光はnuroモバイルより圧倒的に高速で通信を行うことができます。
格安SIMとインターネットプロバイダでは通信速度が大きく違うことをしっかりと把握しておくことが大切です。
DTI SIMの通信速度を実際に計測した結果
実際にDTI SIMの速度を計測した結果を紹介します。
今回は、平日の8時・12時・19時の三回通信速度を計測しました。
都内での計測結果となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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8時の通信速度
下りが57.1Mbps上りが11.9Mbpsでした。
通勤途中で計測を行いましたが、十分な速度がでていました。
インターネットも快適に利用することができたので、なんのストレスも感じませんでした。
ただし、平日の朝の時間帯は通学・通勤時間と被ってしまうと通信速度が遅くなる傾向があるので注意が必要です。
12時の通信速度
下りが7.7Mbps上りが11.4Mbpsでした。
やはり利用者の声として上がっていたようにお昼どきの通信速度は、すぐに分かるほど通信速度が速いか分かりません。
場所や時間を変えることで通信速度は大きく異なるので、一概に通信速度が遅いと言い切ることはできませんが多くの人がこのような通信状況になっている現実があります。
実際に、インターネットを利用しましたが、朝と同じ速度でサイトを読み込むことができたので、快適にインターネットを利用できました。
19時の通信速度
下りが51.2Mbps上りが12.6Mbpsでした。
19時の時間帯もお昼同様、インターネット利用者が多いため通信回線が混雑しています。
そのため通信速度が遅くなる傾向がありますが、今回の調査では8時・12時と大きな違いは見られませんでした。
格安SIMはインターネットを利用する時間帯・場所によって大きく通信速度が変わるので、ユーザーがインターネット接続が遅い原因毎に臨機応変に対応する必要があります。
お試しプランで通信速度を試せる
ここまで、nuroモバイル利用者の声と筆者が計測した結果について解説してきましたが、実際に自分の手で使ってみないと使い勝手はなかなか分からないと思います。
しかし、nuroモバイルは「お試しプラン」があり月額330円~nuroモバイルを利用することができます。
格安SIMは利用する場所・時間によって大きく通信速度が変わるので、自分の家や生活スタイルでの通信速度を試すことができる「お試しプラン」はとてもおすすめです。
お試しプランの特徴は下記の4つです。
お試しプランの特徴
- 最低利用期間がない
- 解約金が不要
- 月330円~利用できる
- 正規プランへの乗り換えが可能
低価格で自分の手で実際に試すことができるnuroモバイルであれば、お試しプランからそのまま正規プランに乗り換えることもできます。
お試しプランの利用期日は決まっていないので、ずっと利用することも可能です。
DTI SIMに関するよくある質問
DTISIMに関するよくある質問をまとめてみました。
格安SIMの乗り換えを成功させるためには、疑問点を事前に解決しておくことが大切です。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
契約してからどれくらいで使えるようになる?
申し込み方法によって異なります。
MNPで申し込みの場合
SIMカードが到着後、MyDTIからSIM有効かの日時指定を行って15分程で開通作業が完了します。
ただし、MNP利用者が多い場合は最大で2時間程度の時間がかかる場合があります。
MNP以外で申し込みの場合
SIMカードが到着し設定が完了次第、利用可能です。
初期設定は10分程度で完了できます。
初期費用はいくらかかる?
新規契約事務手数料として3,000円、SIM発行手数料として394円の計3,394円がDTI SIMの初期費用です。
乗り換える際は、3,394円で済みますがMNP転出する際は、一般的には3,000円のところ5,000円の費用がかかるので、転出する際は費用が高額になるケースが多くあります。
格安SIMを利用する際は、乗り換えにかかる費用も事前に確認しておくことが大切です。
3日間制限はありますか?
3日間制限はありません。
DTI SIMの3日間制限は2018年3月1日を持って撤廃となりました。
これにより、対象プランをご利用のお客様は、契約したプランの通信量以内であれば、通信速度制限を受けることなくモバイル通信サービスを利用することができます。
ただし、DTI SIMが設けた基準を超過した過度な通信量を利用しているユーザーは、通告なしで通信帯域の切り替えにより通信の制御を行う場合があります。
3日制限はないですが、特定の期間に大量のデータのやり取りをした場合は制限を欠けられてしまう場合があるので利用時は注意が必要です。
DTI SIMはプランの選択肢が幅広い
ここまで、DTI SIMの通信速度について見てきましたがいかがだったでしょうか。
DTI SIMは通信容量が少なく料金が安いプランから大容量プラン、毎日使い切りプランと様々な料金プランがあり、オプションもとても豊富です。
ただし、通信速度はそこそこで平日のお昼などは、通信速度が一気に遅くなってしまいます。
そのため平日の昼間に利用する機会が多い人には向いていませんが、サブ端末としては十分利用することができます。
月々のスマホ代を安くしたい人は、ぜひこの機会にDTI SIMに乗り換えを検討してみましょう。