会社での勤務ではなく、コミュニケーションツールを利用してリモートでの勤務が主流になってきました。
特にZOOMは教育現場でのリモート教育援助として、無料で時間制限利用することができるようになり、様々な面で社会貢献をしました。
リモートでのコミュニケーションツールが当たり前のようになった日常では、オンラインでのセミナーが主流になりZOOMにもオンライン上でセミナーを開催することができる「ZOOMウェビナー」という機能があります。
しかし、通常のミーティングとの違いや、ウェビナーを導入するメリットを知っている人が少ない現状があります。
そこで今回この記事では、ZOOMウェビナーとは？の疑問を解決して使い方やミーティング機能との違いについて解説していきます。
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ZOOMウェビナーとは
ZOOMウェビナーを一言でいうと、ZOOMを利用してオンラインでWebセミナーを開催することができる機能です。
通常のミーティングと異なりZOOMウェビナーはWebセミナーに特化しています。
ホストの映像とホストから共有されている画面しか見れないため、自分の顔を映す必要なくホストの話に集中して聞くことが可能です。
一方通行のコミュニケーションではなく、ZOOMのアンケート機能を利用することでホストと相互にコミュニケーションをとることができるので、ホスト側は参加者の反応を見ながら進めることもできます。
ZOOMウェビナーとZOOMミーティングの違い
ZOOMウェビナーとZOOMミーティングの違いを紹介します。
利用するシーンによって適宜利用することで、ZOOMの機能を最大限に利用することができます。
| ZOOMウェビナー | ZOOMミーティング | |
|---|---|---|
| 最大参加人数 | 10,000人 | 1,000人 |
| 閲覧可能な参加者 | ホスト・パネリスト | 全員 |
| 画面共有 | 可能 | |
| Q＆A機能 | 可能 | 不可 |
| メールでのリマインド | 可能 | 不可 |
| PayPal統合 | 可能 | 不可 |
| ライブ配信 | Facebook,Youtube,Workplace by Facebook | |
話す人が限定されているのか、参加者全員が会話するのかによって利用方法を区切ることが可能です。
基本的にはZOOMウェビナーの方がミーティング機能よりもできることは多いです。
特に、「Q&A機能」・「リマイド機能」はZOOMウェビナー限定の機能となっています。
ZOOMウェビナーの4つの魅力
ZOOMウェビナーの4つの魅力について紹介していきます。
- 10,000人まで同時接続することができる
- 参加者は顔を出す必要がない
- レポート機能が利用できる
- 気軽に参加しやすい
わざわざ会場に行かなくても、ZOOMでいつでも気軽に参加することができます。
ZOOMウェビナーの魅力を一つずつ見ていきましょう。
10,000人まで同時接続することができる
ZOOMウェビナーでは最大10,000人まで同時に接続することができます。
10,000人規模の人を集められる人があまりいないという現実がありますが、同時に1万人まで接続することができるので、大企業の集会や株主総会などにも活用することが可能です。
「500人」・「1,000人」・「3,000人」・「5,000人」・「10,000人」と5段階に応じたプランが用意されているので、必要に応じて利用するプランを変更することもできます。
参加者は顔を出す必要がない
ZOOMウェビナーの場合は、個人だけでなく企業などの不特定多数の人が参加するので、会の開催者は確人の個人情報を管理する義務が生じます。
ZOOMウェビナーでは、ホストとパネリスト以外の参加者は会に参加しているメンバーの名前を確認することができないように設定されているので、誰があの会に参加していたなんて情報が流れる危険性がありません。
そのため、会の開催者・参加者が個人情報の流出を恐れる心配をしなくて良いのは、非常に心理的負担が軽いです。
レポート機能が利用できる
ZOOMウェビナーを利用して会を開催することで、参加者の出率や途中での離脱率を数字として確認することができる機能があります。
このレポート機能を利用することで、会の中でどのタイミングで参加者が増え、どこで退出したかを会の進行と比較することができます。
このデータを分析することで、より良い会を作成するための判断材料を手に入れることが可能です。
話し方・話す内容・順序を会に参加したリアルな数字から分析することができるので会のブラッシュアップにも用いることができます。
気軽に参加しやすい
ZOOMウェビナーは、インターネット環境下でパソコンかスマホがあれば気軽に参加することができるため、ちょと興味あるぐらいの人でも、会に参加してもらえる可能性が非常に高いです。
本来の会合であれば、直接現場に行く必要がありますが、ZOOMウェビナーは自宅からでも簡単にアクセスすることができるため、参加方法も簡単なため初めての方でも安心して参加することが可能です。
ZOOMウェビナーの開催・参加方法
ZOOMウェビナーは無料で利用することができなく、ZOOMの有料ライセンスを持っている人だけが追加で契約することができるサービスです。
ZOOMのアカウント作成だけであれば、無料で作成することができるので必要なタイミングになった際だけ、ライセンスを取得することで、費用を抑えてZOOMウェビナーを利用することができます。
ライセンスを取得後は、ZOOMウェビナーの開催日時などの設定をしたら、後は参加してもらうだけで開催することが可能です。
ZOOMウェビナーの設定方法
ZOOMウェビナーは、通常のZOOMと異なり急遽実施するということは出来ず、事前に日程や参加者などの必要情報をスケジュールに登録する必要があります。
定期的に開催する会合であれば、週一・月一などの設定もすることができるので、いつZOOMウェビナーを開催するか予定が決まっていれば、まとめてスケジュール登録を一括で実施することができます。
また、参加者を限定したい場合はZOOＭウェビナーに参加するためのパスワードを設定することが可能です。
スケジュールの登録が完了したら、招待ＵＲＬをコピーして会合に参加する人に送信すればZOOＭウェビナーの準備は完了となります。
ZOOMウェビナーに参加する方法
ZOOMウェビナーに参加する場合は、ホストから送られてきたURLにアクセスするだけで参加することができます。
ZOOMウェビナーに参加するために必要なデバイスに制限はなく、スマホ・タブレット・パソコンどのデバイスからでも参加可能です。
ZOOMウェビナーに参加する人は、ZOOMのアカウントなしでも参加することができます。
ただし、ホストがアカウント登録を必須にしている場合は参加することができなくなってしまうので、事前に確認しておくようにしましょう。
急遽アカウントが必要となった場合は、メールアドレスと必要情報を入力するだけで、その場でZOOＭのアカウントを作成することができるので、心配する必要はありません。
セミナーを開催するならZOOMウェビナーを利用しよう
ここまで、ZOOMウェビナーの特徴・ZOOMミーティングとの違いについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。
会の中で話す人が限定されているセミナー形式の場合は、ZOOMミーティングよりもZOOMウェビナーがおすすめです。
最大で10,000人の同時接続することもできるので大規模のセミナーにも対応しています。
ZOOMでセミナーを開催している人は、ぜひZOOｍウェビナーも検討してみてください。
