ガラケー、フューチャーフォンからスマホへの乗り換えを多くの人が済ませており、今ではスマホ以外の携帯電話を利用している人が少なくなりました。
国内外問わず様々なメーカーが多種多様な機能を搭載したスマホを販売しており、スマホ利用者が自分にあったものを購入して利利用することができます。
その中でも中国産のスマホはハイスペックかつ料金がやすく、国内での利用者が増えてきています。
しかし、ハイスペックで料金が安い中国産のスマホですが一部では、中国製のスマホは危険、モトローラは危ないという声が上がっており、風の噂で聞いた人も少なくないです。
そこで今回この記事では、そんな中国産のスマホは危険なのか、モトローラは購入しない方が良いのか、危険と呼ばれている原因のバックドアについて解説していきます。
中国製のスマホ購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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中国製のスマホが危険と呼ばれている2つの原因
中国製のスマホが危険と呼ばれている理由は以下の2つが原因です。
- バックドアが組み込まれているのでは
- スマホに広告が表示される
それぞれを詳しく見ていきましょう。
バックドアが組み込まれている
バックドアは通信接続機能の一つです。
中国製のスマホだけでなく、インターネットを利用するデバイスには組み込まれていることがあり、IDやパスワードを管理して第三者にパスワードを伝えずに一部権限を付与するし機能です。
このバックドアを利用して、スマホ利用者の情報を中国が傍受しているという噂が広まったことを理由に中国スマホが危険と呼ばれています。
この噂が広まった原因として、中国でスマホなどの電子機器を販売している大手メーカーのHuaweiが中国政府と強い関係性があるためと理由づけられていますが、真相はハッキリとしません。
ただし、実際にHuaweiの通信機器は、バックドアを利用して通信データを第三者が抜き出すことができるため、アメリカでは使用を規制しています。
このようなことから、バックドアがある中国製のスマホは危険と噂されています。
スマホに広告が表示される
スマホを利用していれば、広告がでてくるのは当たり前だという人もいますが、中国製のスマホではインターネットを利用していない状況でもスマホに広告が表示されることがあります。
中には、ロック画面に広告が表示された例もあります。
実害はなく、ただ広告が表示されるだけですがロック画面などのスマホを操作していない際も広告が表示されることから、第三者がスマホの画面を監視しているのではという噂から危険視されています。
モトローラは安全なスマホ
Amazonnや楽天市場を利用して電子機器の購入をしたことがある人ならば、「moto」「Motorola」などのロゴを目にしたことがあるはずです。
モトローラは、中国産のスマホの中でも安全なスマホと呼ばれています。
その理由として、モトローラの親会社はアメリカに本社があるLenovoの100%子会社になっているためです。
また、自社で新しいOSを開発しているのではなく、AndroidOSを搭載してスマホを販売しているので、バックドアなどの危険性が少ないです。
高い企業要件を満たす必要がある、Googleの「android enterprise 推奨」にも選ばれているため、第三者視点からも安全性が保障されています。
値段も手ごろで、スペックを同じ価格帯のなかでは十分なため安心して利用することができます。
製品の組み立てが中国で行われているため、危険と誤認されてしまっています。
中国製スマホには技適マークがあるから安全性が高い
日本で中国製スマホを販売する際は、総務省で定められている技適マークを取得する必要があります。
技適マークがついているスマホは、電波法令で定められている技術基準の合格を意味しています。
利用しているスマホが危険かどうか判断する材料の一つに技適マークがついているかを確認するようにしましょう。
中国製スマホを利用するメリット
中国製スマホを利用するメリットについて説明していきます。
中国製スマホは危険度が低いだけでなく下記のようなメリットがあります。
セキュリティ対策をしっかりとした上で利用すればお得に利用することができます。
スマホ本体の価格が安い
国内で多くの人が利用しているAndroidやiPhoneは中国製のスマホと比較すると販売価格に大きな差があります。
Androidの価格は3万円~5万円、iPhoneの価格は8万円~20万円程です。
モトローラーの価格は2万円~4万円程度であるためAndroid・iPhoneよりも安価に購入することができます。
安いものを選べば、1万円以下で購入することが出来ます。
スマホの性能も高いため安価で高性能のスマホが購入できるのは大きなメリットです。
海外でも利用できる
中国製スマホは、国内だけでなく海外でも利用することが可能です。
SIMフリーで海外にも対応できるのは中国製スマホを利用する大きなメリットです。
もちろん国内産のスマホであってもポケットWifiなどを利用することで、
セキュリティ対策をしっかりとしよう
スマホ1つで様々なことができ、とても便利ですが悪用されてしまうと個人情報の流出や金銭的被害を受けてしまう可能性があります。
どのスマホを使うかだけでなく、どんなセキュリティ対策を取るかが重要です。
そのため以下で紹介する対策を今すぐ実践しましょう。
費用なしで、スマホ一つあれば今すぐ行えるセキュリティ対策です。
ただし、新しいOSが発表されてすぐにアップデートしてしまうと、不具合が発見されてり、利用しているソフトとの互換性が悪くなる可能性もあるので注意が必要です。
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IDとパスワードの設定
IDとパスワードを設定する際は、推測されない文字列を設定するようにしましょう。
名前や誕生日などを利用してしまうと、セキュリティ対策としては欠陥になってしまいます。
大文字・小文字・数字・記号を組み合わせたID・パスワードを設定することでセキュリティ対策として高い効果が期待できます。
それでも、セキュリティ対策に不安がある月に一度パスワードを変えることでさらにセキュリティ対策レベルを向上させることが可能です。
スマホロックの設定
スマホロックの設定もセキュリティ対策を語るうえでは、必ず設定するようにしましょう。
スマホロックを設定することでパスワードを知らない人がスマホの機能を利用することが出来なくなります。
スマホを紛失した際に、ロック設定をしていない場合は、写真や過去のWebの訪問履歴などの個人情報が流出してしまいます。
最悪の場合は個人情報を悪用されてしまい、知らないところで犯罪の加担者になってしまう可能性もあります。
OS/アプリのアップデート
利用しているスマホのOS/アプリのアップデートも行うようにしましょう。
OSやアプリは不具合や機能の向上だけでなく、セキュリティホール対策としてもアップデートを行っています。
ハッカーはセキュリティの穴を縫ってアクセスしようとします。
セキュリティホールが発見されたらスマホの販売元は、OSの更新を行いセキュリティホールをつぶします。
OS/アプリの更新を行うだけでもセキュリティ対策としては十分な効果を見込むことができます。
中国製のスマホだからといって危険視する必要はない
ここまで中国製のスマホが危険と呼ばれている理由と、モトローラの危険性について説明してきましたがいかがだったでしょうか。
中国製のスマホだからといって一概に危険視する必要はなく、スマホを利用している各人がしっかりとしたセキュリティ対策を実施することが大切です。
不要なアプリをダウンロードしたり、怪しいサイトにアクセスしないだけでもセキュリティ面を向上することができます。
どうしても心配だという人は、国産のメーカーからも多種多様なスマホが販売されているので、自分が納得いくスマホを購入するようにしましょう。
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