国内初の最新ファームウェアであるMIUI 12.5について紹介します。
Reemi9TやXiaomi11TのOSをMIUI 12.5に更新することで、新機能の追加・スマホのバッテリー持ちが向上するだけでなく、パフォーマンス能力を向上させることもできます。
今回この記事では、そんなMIUI 12.5の特徴について解説していきます。
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MIUIとは
MIUIはXiaomiのスマホに搭載されているOSです。
Androidに搭載されているものを、Xiaomi用にしたものでXiaomiの「mi」とユーザーインターフェースのスペルである「UI」を組み合わせて作られたXiaomi独自のOSとなります。
2010年8月に初リリースされ、不具合の修正や機能のブラッシュアップが繰り返し行われ、現在はMIUI 13が最新バージョンとなっています。
MIUI 12.5の3つの特徴
MIUI 12.5は新しいアルゴリズムを用い、スマホの動作がスムーズになりました。
また、アトマイズメモリ・液体ストレージ・スマートバランスなどの様々なアップデートがあります。
ここでは、そんなMIUI 12.5の中でも大きな3つの特徴を紹介します。
- メモリ増設
- クイックボール
- バッテリーの向上
それぞれを詳しく見ていきましょう。
メモリ増設
本来は、購入したスマホによってメモリの容量は定まってしまいますが、スマホの設定からメモリの増設をすることができます。
外部メモリを付ける必要なく、ストレージをメモリとして利用することでメモリ領域を広げています。
ただし、ストレージ部分をメモリとして活用してしまうため、スマホの読み書き速度が低下してしまう可能性もあるので利用する際は注意が必要です。
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クイックボール
どこからでもショートカットでアプリを起動できる新機能です。
画面にワンタップで機能を利用できるフローティングボタンを追加することができます。
クイックボールをオンにする方法
- 「設定」をタップするする
- 「追加設定」をタップする
- 「クイックボール」をタップする
- 「クイックボールをオンにする」をタップする
全部で16種類の機能をショートカットで利用することができます。
ショートカットできる機能
- Wifi
- モバイルデータのオン/オフ
- Bluetooth
- サイレントモードのオン/オフ
- スマホの向きをロック
- スマホをロックにする
- スクリーンショット
- ライトを点灯させる
- 電源ボタンを長押し
- キャッシュをクリアする
- 一つ前に戻る
- ホームに戻る
- メニューを開く
- 片手操作モードをオンにする
すべての機能をオンにしてしまうと、機能が多すぎて使いづらくなってしまうので、クイックボールをオンにする場合は、利用する機会が多い機能だけオンにするようにしましょう。
バッテリーの向上
元々バッテリー持ちが悪いわけではなかった、Xiaomiスマホですが、MIUI 12.5にすることで、バッテリーがさらに向上します。
iOSやAndroidOSのバージョンアップをすると、新機能が追加されるためスマホにかかる負担が大きくなり、バッテリーの消費量が多くなるとバージョンアップのたびに報告されています。
しかし、MIUI 12.5ではアップデートで機能が追加されかつバッテリーの消費を抑えることができるのでとても評価が高いです。
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MIUI 12.5を利用する際の注意点
ファイルマネージャーやクリーンアプリなどに、機能とは関係のない広告が仕組まれている可能性があります。
そのため、ふとした瞬間に思いもよらない広告が表示されてしまいます。
MIUIの公式アプリにも広告が組み込まれているのは、珍しくないので初めて広告を見た人は、違法アプリやあまりよくないアプリを利用してしまったのではないかと、勘違いをしてしまう人もいるので利用する際は注意が必要です。
MIUI 12.5は個性的なOS
ここまでMIUI 12.5の特徴や機能を見てきていかがだったでしょうか。
MIUI 12.5は、AndroidのOSをXiaomi用にカスタマイズしているので、これまでスマホを利用していた人でも、個性が強くハマること間違いなしです。
中には、一度Xiaomiを使ったら抜け出せなくなる人もいます。
自分でアイコンなどをカスタマイズしやすく、アニメーションが豊富に利用されているため、動きが多いスマホを希望する人にはぴったりです。
ぜひ、この機会にMIUIが搭載されたスマホへの乗り換えを検討してみてください。