「クレジットカードを持っていなくて、銀行口座振替ができないと格安SIMは契約することができないの?」
「デビットカードならもってるんだけど」と困っている方に向けて、デビットカードで支払い可能な格安SIM5社を紹介します。
また、格安SIMは支払いがカードが多い理由とデビットカード利用時の注意点もあわせて解説します。
※本ページにはPRが含まれます。
デビットカードを利用できる格安SIM5選
デビットカードを利用することができる格安SIM5社を紹介します。
わざわざクレジットカードを作成しなくても、今持っているデビットカードがあれば格安SIMを利用することはできます。
ただし、全ての格安SIMでデビットカードを利用することができるわけではない点には注意が必要です。
OCNモバイルONE
格安SIMが注目を集めた際にいち早くサービスを展開した人気の格安SIM会社です。
ドコモの回線を利用することができバースト通信をすることができるので、既定の通信容量を超えてしまった場合でも一番通信で負荷のかかる部分は高速で通信をすることができるので、低速通信中でもウェブページを閲覧しやすいです。
スマホで音楽サービスを利用することが多い人にとっておきのサービスである「MUSICカウントフリー」があります。
「MUSICカウントフリー」は、Amazon MusicやSpotifyなどの対象サービスを利用する際の通信量はカウントしないというサービスです。
そのため、スマホでストリーミング再生をしても通信量としてカウントしないため、好きな音楽を好きなだけ楽しむことができます。
スマホにダウンロードする必要もないので内蔵メモリが小さいスマホでも十分に対応することが可能です。
しかも、「MUSICカウントフリー」は無料で利用することができるオプションサービスのため申請をするだけでOCNモバイルONEのユーザーは誰でも利用することが可能です。
データ通信専用格安SIMの通信量と料金は下記の表の通りです。
通信量 | 通常料金 | OCN光割引き時 |
---|---|---|
3GB | 858円 | 638円 |
6GB | 1,188円 | 968円 |
10GB | 1,628円 | 1,408円 |
さらに、格安SIMでは珍しく口座振替での料金支払いにも対応しています。
ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアでは一般的な支払い方法ですが、格安SIMで利用が出できる会社はとても珍しいです。
OCNモバイルONEの容量シェアでSIMを追加!複数端末の利用をお得にする方法
J:COMモバイル
10GB・20GBの契約プランであれば、既定の通信量を超えてしまい通信の速度制限がかかってしまっても最大で1Mbpsで通信をすることができるので、低画質であれば動画を見ることもできます。
今月使い過ぎてしまったという人でも、通信速度が遅くなることなく快適に利用することができます。
J:COMモバイルで支払いに使えるデビットカードはVISA・MasterCard・JCBの3種類です。
ただしデビットカードを発行している会社によっては対象外となっている場合もあるので注意が必要です。
国内で流通している全ての種類のデビットカードに対応をしているため、格安SIMをデビットカードで支払いをしたい人には一番可能性が高い格安SIMとなっています。
通信量 | 料金 |
---|---|
1GB | 980円 |
5GB | 1,480円 |
10GB | 1,980円 |
20GB | 2,480円 |
mineo
mineoは格安SIM会社の中でも珍しく大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンク全ての回線を利用することができます。
定期的に回線の増強もしており、安定した通信回線を利用したい人におすすめの格安SIMです。
パケットシェアサービスを利用することで、その月に使いきれなかったパケットを家族や友人とシェアすることができます。
自分が通信量が足りそうな月は友人に貸出、逆に足りなくなった際は友人から通信量を分けてもらえることができます。
またフリータンクと呼ばれるパケットを一時的に預け入れておく銀行の様なサービスも無料で利用することができます。
料金プランも豊富で様々なサービスを展開しているため、初めて格安SIMにする人にとてもおすすめです。
通信量が多い人向けにパケット放題のオプションがあるのも魅力の一つです。
データ通信専用格安SIMの通信量と料金は下記の表の通りです。
通信量 | 料金 |
---|---|
1GB | 880円 |
5GB | 1,265円 |
10GB | 1,705円 |
20GB | 1,925円 |
無制限(オプション) 上限1.5Mbps | 385円(10GB、20GBは無料) |
mineo(マイネオ)は家族カードが使える!クレジットカード1枚で家族全員乗り換える方法
ワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクグループの格安SIM会社のためソフトバンクの回線を利用することができます。
4G・5Gに対応するプランがあり、費用を抑えながら大手キャリアのソフトバンクと同じ通信速度を利用することができます。
ワイモバイルは家族で格安SIMに乗り換えを考えている人におすすめの格安SIMとなっています。
家族で一斉に乗り換えをする場合は1回線目は1,980円~と他の格安SIMよりも高額な料金設定ですが2回線目以降は990円~千円近く割り引きされた料金でスマホを利用することができます。
さらに、家のWi-Fiをソフトバンク光にすることで、家族全員のワイモバイルの基本使用料が1,180円割り引きになります。
ワイモバイルの料金プランは3プランの中から選ぶ仕組みになっており、データ通信専用格安SIMの通信量と費用は下記の表の通りです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,178円/月 | 3,228円/月 | 4,158円/月 |
家族割・おうち割適用時 | 990円/月 | 2,178円/月 | 2,970円/月 |
基本データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
ワイモバイルの家族割は他社よりお得?条件や申し込み方法を解説!
格安SIMの支払いをデビットカードでする3つのメリット
格安SIMの支払いをデビットカードでする3つのメリットを紹介します。
- 不正利用されにくい
- クレジットカードを作成する必要がない
- 家計の計算がしやすい
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
不正利用されにくい
デビットカードの上限金額はクレジットカードよりも低く、利用したら即時口座から引き落としがされます。
そのため、不正利用にすぐに気づくことができるため不正利用されにくいです。
また、口座にある金額以上の利用をすることができないのもデビットカードが不正利用されにくい要素の一つです。
クレジットカードを作成する必要がない
クレジットカードの審査はとても厳しく作成できないケースも多くありますが、デビットカードは、15歳から作成することができ審査も厳しくありません。
わざわざ銀行の窓口に行ってクレジットカードを作成しなくても、デビットカードとしてカードで支払いをすることができます。
限度額を設定することで、1万円や1千円単位で調整をすることが可能です。
家計の計算がしやすい
デビットカードの最大の特徴は、カードを利用した瞬間に口座から引き落としをされる即時決済です。
クレジットカードの場合は、翌月支払いのため口座残高が不足していても上限金額まではカードで支払いをすることができます。
そのため、気づいたらカードの支払代金が高額になっていた、なんてことになった人も少なくないはずです。
使ったらすぐに減るので、カードと言う便利な支払い方法でなおかつ現金に似た感覚で利用することができます。
口座残高を超える買い物はできないので、使い過ぎを防ぐことが可能です。
デビットカードを利用する際の注意点
格安SIMの支払いをデビットカードでする場合は、下記の4点に注意してください。
- 利用できないデビットカードがある
- 口座残高が不足していると支払いができない
- 利用できる格安SIMが限られている
- デビットカードの発行会社によって支払いを拒否される場合がある
それぞれを詳しく見ていきましょう。
利用できないデビットカードがある
格安SIM会社によっては、デビットカードを利用できない場合があります。
格安SIMは、インターネットですべて完結することができるため、デビットカードよりも信頼性の高いクレジットカードでの支払いを求める会社が多いです。
そのため、自分が利用したい格安SIMが持っているデビットカードに対応しているかどうかを事前に確認しておく必要があります。
楽天モバイルが楽天銀行のデビットカードに対応しているように、同じ系列グループの場合は、デビットカードでも利用することができる可能性が高いです。
口座残高が不足していると支払いができない
デビットカードは、カードの特質上カードを利用した瞬間に支払いが行われます。
そのため口座残高が不足している場合は、支払いをすることができないので、格安SIMの支払日には口座残高が格安SIMの利用料よりも多くなければなりません。
クレジットカードであれば、利用した月の翌月払いとなりますがデビットカードは利用したその瞬間に支払いが行われるということを忘れないようにしましょう。
継続して支払いを忘れてしまうと、格安SIMの契約を打ち切られてしまう可能性があるので注意しましょう。
利用できる格安SIMが限られている
格安SIMでの支払いで主となっているのは、クレジットカードの支払いのため、デビットカードで支払いをすることに対応している格安SIMが少ないです。
そのため、利用できる格安SIMが限られてしまいます。
人によってスマホの利用方法は異なり、複数の選択肢の中から自分にピッタリの契約プランを利用することができるのが格安SIMの魅力の一つです。
しかし、デビットカードでの支払いというフィルターをかけてしまうと、選択できる格安SIM会社が限定されてしまいます。
デビットカードの発行会社によっては支払いを拒否される
デビットカードはクレジットカードよりも作りやすいため多くの人が利用していますが、デビットカードの利用ができないサービスは多くあります。
残高が少ない場合や、料金の支払い期日に口座残高が不足してるなどがあるとデビットカードを発行した会社は、料金の未回収リスクを防ぐためにサービスの利用を一部制限や停止してしまう可能性があります。
そのため、デビットカードを持っていても、カードを発行している会社に格安SIMでの利用を許可してもらえないケースがあります。
格安SIMの支払いでカード払いが多い理由
格安SIMは、人件費や設備費を抑えるために実店舗を設けている会社が少ないです。
インターネット経由で申請し、指定先に新しいSIMカードやスマホを郵送する関係上、料金を確実に支払ってもらえるかどうかが格安SIM会社のネックとなってきます。
そこで社会的に信頼が高い人しか作ることができない、クレジットカードでの支払いをメインにしています。
格安SIM選びをしっかりすればデビットカードでも契約することができる
ここまで、デビットカードを利用できる格安SIMを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
クレジットカードの方が利用できる格安SIMが多く制限も少ないですが、クレジットカードをつくることができない人でも、デビットカードを利用することで格安SIMを使うことができます。
格安SIM選びをしっかりとして自分の状況にあった支払いができるようにしましょう