イオンモバイルは全国展開している大手流通グループAEONの格安SIMです。
他の格安SIMとは異なり、実店舗が全国に200以上あるので初めて格安SIMを利用する人でも対面で相談することができるので、入門者向けの格安SIMです。
通信回線もau回線とドコモ回線2種類の回線から利用する回線を選ぶことができるマルチキャリア対応です。
初めて格安SIMへの乗り換えを考えている人でも、実店舗があるので安心して乗り換えが可能です。
イオンモバイルへの乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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※本ページにはPRが含まれます。
イオンモバイルの通信速度
イオンモバイルは、ドコモとauの2種類の回線を利用することができます。
そのため利用する通信回線によって通信速度は異なります。
イオンモバイルの通信速度は公式ページに「参考速度の計測結果」として2種類の回線の通信速度を公表しています。
ドコモ回線の通信速度
イオンモバイルのドコモ回線の通信速度について紹介します。
上りに通信速度については、1日を通して大きな変化はありません。
しかし、下りの通信回線は下記の図から見て分かる通り、12時・18時に通信速度が大きく遅くなります。
快適にインターネットを利用するためには、10Mbps以上の通信速度を保つ必要があります。
au回線の通信速度
続いて、au回線の通信速度について解説していきます。
ドコモ回線よりも全体的な通信速度は速いですが、同じように12時・18時の時間帯は通信速度が遅くなります。
12時・18時に通信速度が遅くなるのは、学校の昼休みや社会人の休憩時間のためインターネットを利用する人が多くいるためです。
インターネットの利用者が多ければ多いほど、通信回線が混み合うため通信速度が遅くなります。
平日と休日の通信速度を折れ線グラフで表しているので、時間帯ごとの通信速度を確認することが可能です。
料金を抑えることができる格安SIMですが、通信速度が遅ければ快適にインターネットを利用することができないので、契約する前に必ず確認しておくようにしましょう。
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速度制限時の通信速度
イオンモバイルは、既定の通信容量を超えてインターネットを利用する場合は通信制限がかかります。
既定の通信料を超えて通信を行う際の通信速度は最大200Kbpsまで制限されてしまいます。
また、au回線のタイプ1を契約している場合は、高速データ通信を利用した直近3日間での通信容量が6GBを超えている場合は、直近3日間の合計通信量が6GB以下になるまで速度制限になる場合があります。
3日間制限がかかった状態でさらに直近3日間の通信容量が366MBを超えて通信を行う場合は、通信速度をさらに終日制限する場合があります。
通信速度を保つためのポイント
既定の容量を使い切ってしまうと、イオンモバイルは通信制限を受けてしまいます。
通信速度を保つためのポイントは下記の3つです。
- 適正なプランで契約する
- データリチャージをする
- 公式無料アプリで速度を切り替える
通信容量を使い切ってしまう場合は、どちらかの対処法を取ることで、通信速度を保つことができます。
適正なプランで契約する
月の途中で通信容量が足りなくなってしまうのは、契約者が月に必要な通信容量と契約プランが合っていない可能性があります。
イオンモバイルは1GBごとに通信プランがあるため通信容量が多いプランに契約を変更することで、月末までインターネットを快適に利用することができます。
自分が月に利用する通信量を把握することで、適正な通信容量のプランを判断することができます。
データリチャージをする
既定の通信容量が足りなくなった際は、翌月まで通信速度は制限を受けてしまいます。
そのため、月の中頃で既定の通信容量を超えてしまった場合は、2週間近く速度制限を受けた中で利用しなければなりません。
急遽、高速回線を利用する必要が生まれた際は、データリチャージをすることで高速通信回線に戻すことができます。
イオンモバイルの場合、480円/GBで購入することができます。
au回線のデータリチャージであればデータリチャージの制限はありませんが、ドコモ回線を利用している場合は、月に6回までの回数制限があります。
公式無料アプリで速度を切り替える
イオンモバイル専用の公式無料アプリ「AEON MOBILE」を利用することで、アプリだけで簡単に高速通信のON/OFFを切り替えることができます。
高速通信をOFFにすることで、通信容量を消費することなくインターネットを利用することができます。
余った通信容量は翌月に繰り越すことができるので、無駄になることもありません。
また、アプリを起動すると高速通信データの残容量が表示されるので通信速度がどのタイミングで低速に切り替わってしまうかが、すぐに確認できます。
イオンモバイル利用者の声
イオンモバイル利用者の声をまとめてみました。
今回調査したところ、公式ページで通信速度を公表しているので、契約する前と契約した後に大きなギャップはありませんでした。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
イオンモバイル利用者の声①快適に通信ができる
27歳 女性 Yさん
イオンモバイルに変えてから3ヶ月くらいたつけど、前使っていたLINEモバイルよりスピードが速い。インスタの読み込み遅いのが解決できた
イオンモバイルのデータ通信速度に満足している人の声が多くありました。
実際に使ってみると、想像していたよりも通信速度が速く満足しているようです。
イオンモバイル利用者の声②通信速度が遅い
30歳 女性 Nさん
イオンモバイルのSIM使ってる形態が全然繋がらない。通信速度は遅かったけど普通に使うこともできないのはちょっとな。
イオンモバイルは大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクの3社と比較したところ上りの通信速度は同じくらいですが、下りの通信速度は大きく差があります。
データ通信を行う上で、データを送信するよりもデータをダウンロードする可能性の方が圧倒的に高いため、大手キャリアから乗り換えを行った人は、大きなギャップを感じてしまう可能性が高いです。
イオンモバイル利用者の声③実店舗で丁寧な対応
29歳 女性 Hさん
イオンモバイルに乗り換えをしたけど、店舗の店員さんの丁寧な対応に感謝です。
格安SIMの多くは、実店舗がなくオンラインで契約から解約まで全て完結する会社が多いです。
しかし、イオンモバイルであれば、全国に200以上の店舗があるので対面で操作方法を教えてもらうことができます。
初めて格安SIMを契約する人でも、イオンモバイルのスタッフが丁寧に教えてくれるので安心して契約することができます。
店舗によって従業員のレベル差は多くありますが、オンラインのチャットでは中々伝えづらい内容を口頭で伝えることができるので、疑問点や不明点をすぐに解決することが可能です。
イオンモバイルの通信速度を実際に計測した結果
実際にイオンモバイルの速度を計測した結果を紹介します。
今回は、平日の8時・12時・19時の三回通信速度を計測しました。
利用している回線はドコモの回線となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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8時の通信速度
下りが52.6Mbps上りが17.8Mbpsでした。
ストレスなくインターネットを利用することができました。
公式ページで公表されている通信速度とほぼ同一の通信速度となりました。
12時の通信速度
下りが0.8Mbps上りが19.4Mbpsでした。
上りの通信速度は8時の時間帯よりも早い速度という結果になりましたが、下り回線は0.8Mbpsとなりました。
LINEやSNSなどの無料通信アプリを快適に利用する通信速度の目安は1Mbpsですが、今回の結果では0.8Mbpsと目安となる通信速度以下となってしまいました。
この通信速度では、テキストだけのメールを送信する場合でも時間がかかってしまいます。
ただし、インターネットを利用する場所を変えることで、通信速度が大きく改善する場合もあります。
19時の通信速度
下りが29.7Mbps上りが17.4Mbpsでした。
19時の時間帯もお昼同様、インターネット利用者が多いため通信回線が混雑するので通信速度が遅くなる傾向があります。
夜の時間は18時がもっとも通信速度が遅く、その後徐々に通信速度が回復していきます。
公式ページでの通信速度を見てみると、今回の調査結果と同じようなものになっています。
また、休日の通信速度は1日を通して安定的に一定の通信速度を保っているので、いつ利用しても通信速度に大きな違いはなくインターネットを利用することができます。
イオンモバイルに関するよくある質問Q&A
イオンモバイルに関するよくある質問をまとめてみました。
通信速度に関する質問だけでなく、イオンモバイルへの乗り換えを検討している人は気になる事項をまとめておきましたのでぜひ、参考にしてみてください。
イオンモバイルの初期費用はいくら?
イオンモバイルにかかる初期費用は、SIMカード代金として税込み3,300円です。
端末を購入する場合は、別途費用がかかりますが継続して利用する場合は3,300円だけで利用することができます。
初期費用を抑えて乗り換えすることができます。
イオンモバイルのサービス提供エリアはどこですか?
イオンモバイルのサービス提供エリアは下記の2つです。
- タイプ1・2(NTTドコモ回線)
- タイプ1(au回線)
どちらの回線を選んでも全国の人口カバー率は99%以上です。
ただし、住んでいる場所によっては通信状況が大きく変わる可能性があるので、回線を選ぶ際は慎重になる必要があります。
テザリングはできますか?
イオンモバイルのAPN設定を行っていればテザリングができます。
イオンモバイルでは、テザリングのオプション価格はないので料金は変わらず利用可能です。
ただし、イオンモバイルを利用している端末がテザリング機能を有していない場合はテザリング不可となるので注意が必要です。
最低利用期間や解約金はかかりますか?
イオンモバイルには、最低利用期間・違約金はありません。
大手キャリアでは最低利用期間として2年以上の継続利用を求めらて、最低利用期間内に解約する場合は10,000円近くの違約金が発生します。
最低利用期間や違約金がないのであれば、気軽に試してみて自分に合わなかった場合はすぐに解約することができます。
イオンモバイルだけでなく格安SIMでは、最低利用期間・違約金がないものが多くなってきていますので、気軽に乗り換えができる点をみると、やはり格安SIMの方が大手キャリアよりも自由に乗り換えが可能です。
イオンモバイルの通信速度は安定している
ここまでイオンモバイルの通信速度についてみてきましたがいかがだったでしょうか。
イオンモバイルは通信速度が全体的に安定しており、12時以外の時間ではインターネットを快適に利用できる通信速度です。
格安SIMの乗り換えを成功させるためには、快適にインターネットを利用できるかがとても大切です。
イオンモバイルは、安定的にインターネット接続ができるので、ぜひこの機会にイオンモバイルに乗り換えてみるのはいかがでしょうか。