いまさら聞けない!もう使えているよね?社会人なら知っているビジネス敬語!

いまさら聞けない!もう使えているよね?社会人なら知っているビジネス敬語! 2020.07.20

    Writer:うた

ビジネス敬語というのは研修で学んだり、自分で調べたり、先輩の言葉遣いを真似したりながら学んでいくと思います。


「周りの人が使っていたから当たり前のように使っていた!」


なんて経験はありませんか。

実は、それは間違っているビジネス敬語かもしれません!

東晶貿易株式会社では、チャットワークを使って、上司と話す機会も多くあります。

時には、正しい日本語になっていなかったり、実は間違えた敬語になっていたりするかもしれません。


また、クライアントやユーザーとの対応もあるため正しい言葉遣いができていないと絶対にいけません!

皆さんがどのくらいビジネス敬語が正しく使えているのかをチェックしてみましょう。

上司との連絡、正しい敬語使えていますか?

メールを使って、誰かに依頼するときや上司に連絡する際は正しい敬語が使えているでしょうか。

正直、私も当たり前のように使っていたけど、実は間違っていたことを知り恥ずかしく思った経験があります!

いくつかの例を使って確認していきましょう。


Q:上司や先輩に依頼された際にみなさんはなんと返事をしていますか。

  次の6つから正しいものを選んでみてください。


1.かしこまりました。

2.了解しました。

3.承知しました。

4.わかりました。

5.おっけいです。

6.かしこかしこまりましたかしこ。


みなさんはどれを選びましたか?

かしこまりました

「かしこまりました」は「かしこまる」の謙譲語ですね。

目上の人の言葉を受けるときよく使われています!


柔らかい言葉で口頭でも伝わりやすいので、話し言葉でよく使われているんですよ!

ビジネスメールで使用する際は、堅苦しいイメージがあるようです。

了解しました

「了解しました」は目上の人に対して少し失礼な感じがしませんか?


「了解しました」は「わかる」という意味にあたる「了解」に丁寧語を付けているものです。

なので、失礼な言葉と断言できません。


目上の相手であれば、「了解いたしました」と謙譲語を付けることで、相手に敬意を示すことができます。

承知しました

「承知しました」には「お引き受けする」と「内容を理解する」の2つの意味があります。

上司や目上の相手へ使う言葉として適しています。


また、「承知いたしました」は二重敬語ではないため、より丁寧な言い方として使うことができます。

わかりました

「わかりました」は正しい敬語ではありますが、丁寧語です。

尊敬の気持ちを表すにはやや敬意が足りない表現になります。

一番使える敬語は!

「承知しました」「承知いたしました」が使いやすそうですね。

「承知いたしました」はより丁寧な言い方です。

「かしこまりました」はメールなどだと少し硬いイメージはありましたが、最も丁寧な言葉なので、お客様や取引先などに使うのがいいのではないでしょうか。


「かしこかしこまりましたかしこ」は絶対にダメです!

ハイキングウォーキングを思い出してしまいます。

「とんでもございません」は間違っている?正しい?

例えば、上司から

「〇〇さん今日はありがとう!助かったよ!」

と言われました。


「とんでもございません。いつも助けていただいているのは私です。」

というやり取りがあったとします。


果たして、この「とんでもございません」は正しい言葉なのでしょうか。


「とんでもない」は、「思いかけない。意外である」「もってのほかである」「まったくそうではない。滅相もない。」という意味合いで使われていますね。


ビジネスでは、目上の人から賞賛の思いがけないこととして謙遜するときや、相手の発言を強く否定したいときに使われています。


そもそも「とんでもございません」は、正しい日本語ではなく、間違った敬語とされていたのです!


しかし、文化庁が平成19年に発表した「敬語の指針(文化審議会答申)」において、称賛に対する謙遜の態度を表す「とんでもございません(とんでもありません)」は、用法として間違っているものの、現代社会での使用は問題ないという指針が示されていました。


つまり、「とんでもございません」の言葉は使用する人が多くいるため、意味が伝わるということから、用法が間違っていても、社会的に許容された表現になっていると言えます。


相手によっては失礼な印象を受けることがあるので、使うときは注意しましょう。

「おっしゃられました」って正しい敬語なの?

例えば、

「お客様がこちらのタピオカを大変お気に召したようで、また注文したいとおっしゃられました。」

という例文があったとします。


誰かが「言った」「言われた」ということを敬語で言いたいときに、この「おっしゃられました」を耳にすることがあります。

「おっしゃられました」をよく使っている人もいるかもしれません。


実は、「おっしゃられました」は二重敬語になっているため間違った敬語表現なのです!


「おっしゃられる」は「おっしゃる」+「られる」で尊敬語が二重になってしまっています。

正しく言うと、「おっしゃいました」になります。

まとめ~正しい敬語を使おう!~

みなさんいかがだったでしょうか。

間違って使っていた敬語もあったのではないでしょうか。


敬語は、自分には全くその気がないのに相手を不快にさせてしまう場合もあります。

自信がない方は、もう一度敬語を調べて、正しい使い方を確認するのをおすすめします!

Writer:うた
うた
映画や洋服が好きです。多趣味なのでいろんな角度から情報を発信していきます。
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